春の七草に纏わる伝説!?

日本では毎年1月7日に胃腸を休めるために七草粥を食べる風習が、未だに受け継がれている家庭もある。元々は中国から伝わってきた習慣であったが、民話や囃子歌としても云い伝えられてきたのだ。
まずは山形県白鷹町に伝わる民話である。ある昔、親孝行な青年がいたそうだ。年老いた両親は目も見えなくなり歯も失い耳も遠くなってしまっていた。不憫に思った青年は、両親に若返って欲しいと神に祈ったら返事が返ってきた。7日目の正月に毎年七草を食べに、白鳳という何千年も生きている大きな鳥が岡にやって来ると云う。その鳥に見つからないように6日のうちに七草を摘み、柔らかくしてお粥にし鳥が酉の刻に帰らぬうちに皆で食べるようにとのお告げであった・・・(この続きはこちらから)

