暗殺者の名前が付き纏った「ジョン・レノン暗殺事件」
【未だに謎と陰謀が囁かれる、世界中のファンの希望を絶った「ジョン・レノン暗殺事件」から続く】
こればかりではない。更に信じられない運命の流転がある。
暗殺事件の5年後、1985年の事だが、アメリカ・NBCテレビが「John and Yoko: A Love Story」というタイトルのテレビ映画を制作することになった。ジョン・レノン役を新人役者のマーク・リンゼイという男が演じることがほぼ決定していた。
だが、オノ・ヨーコはその俳優の応募書類を見て驚く。彼の正式なフルネームは”マーク・リンゼイ・チャップマン”だったからだ。最愛の夫を殺害したあの”マーク・デイビッド・チャップマン”と、なんとミドルネームだけが違う、同姓同名だったのである。
ヨーコは忌み嫌い、マーク・リンゼイ、正式名マーク・チャップマンをその役から降ろすように進言したのことは言うまでもない。勿論、二人のチャップマンは別人でなんの関係もなかったのであるが・・・・・・(この続きはこちらから)