「おくりびと」を見ました。感想など。 山口敏太郎

「おくりびと」を見ました。感想など。　山口敏太郎

＠ネタバレ注意、映画のストーリーがわかる可能性があります。まだ映画を未見の方はご注意ください。

１日、時間を作り出し「おくりびと」を八千代の映画館で鑑賞。最近、徳光さん化が進んでまして、またしても、号泣してしまった。兎に角、「生きる」事とは何か？「死ぬ」事とは何か？というテーマが終始貫かれている。また、作品中に「食べる行為」が「死者を弔う行為」と対比的に何度も使用されている。鶏肉を食べるシーン、フグの白子を食べるシーンなどなど。つまり、人間が生きるという事は、他の命、他の生き物の遺体を食べる事だというのだ。最後、主人公が父親をおくり、その父の手に握られていた石文（お互いの気持ちを表現した形の石を交換する。石の手紙）を妊娠している妻のお腹に当てる場面が印象的である。おくり、おくられ人間の命のリレーは繋がっていくのである。

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