和歌山の心霊スポット・七人塚


七人塚 selさんから聞いた話
「七人塚」とは、黒森という山にあるとされる。七人の武者を奉った塚。興味本位で近
づいた人間には、武者たちの怨霊がとりつく。この七人の武者の怨霊を振り払い、安心し
たある車の後部座席には、一人の武者が座っていたという。
「新・学校の怪談1」(常光徹 講談社 2005年8月5日)
「七福神」「七人坊主」「七人ミサキ」「七人同行」など七人という人数は禍福共によ
く使用される数字である。福神と魔物は紙一重なのかもしれない。
和歌山県の南部には「七人塚」という史跡が現実に存在する。和歌山在住である妖怪絵
師のsel女史が、拙著「現代怨霊スポット199」(山口敏太郎 日本文芸社 2004年)に
寄稿いただいた場所である。伝承によると、七人の山伏が海を渡る船を法力で止めては喜
んでいた。あるとき、彼らより能力が上の行者が乗る船を止めてしまい、逆に七人の山伏
は石にされてしまったという。この史跡に関しては、かの南方熊楠も興味を持ったらしく、
なかなか味わいのある史跡である。
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「七人塚」とは、黒森という山にあるとされる。七人の武者を奉った塚。興味本位で近
づいた人間には、武者たちの怨霊がとりつく。この七人の武者の怨霊を振り払い、安心し
たある車の後部座席には、一人の武者が座っていたという。
「新・学校の怪談1」(常光徹 講談社 2005年8月5日)
「七福神」「七人坊主」「七人ミサキ」「七人同行」など七人という人数は禍福共によ
く使用される数字である。福神と魔物は紙一重なのかもしれない。
和歌山県の南部には「七人塚」という史跡が現実に存在する。和歌山在住である妖怪絵
師のsel女史が、拙著「現代怨霊スポット199」(山口敏太郎 日本文芸社 2004年)に
寄稿いただいた場所である。伝承によると、七人の山伏が海を渡る船を法力で止めては喜
んでいた。あるとき、彼らより能力が上の行者が乗る船を止めてしまい、逆に七人の山伏
は石にされてしまったという。この史跡に関しては、かの南方熊楠も興味を持ったらしく、
なかなか味わいのある史跡である。
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