200体の幽霊が住むクイーン・メリー号、老朽化のため廃船の危機
カリフォルニア州には、幽霊の住み着いたお化け屋敷ならぬ幽霊船が存在している。
1936年に造られた豪華客船クイーン・メリー号だ。クイーン・メリー号は1964年からロングビーチ市に停泊していて、観光スポットとしても有名である。そして、観光客の中にはこの客船に住んでいると言われている多くの幽霊が目的でやってくる人もいる。
第二次世界大戦中に同船は護衛の軽巡洋艦キュラソーと衝突する事故を起こし、キュラソー側の乗組員338人が犠牲になった。クイーン・メリー号に出る幽霊はこの事故の被害者達が多いといわれ、彼らは別名「灰色の幽霊」と呼ばれて、今でも目撃証言が絶えない…(続く)