小室哲哉の魚が死ぬ程嫌いな話

小室哲哉は徹底的に魚が嫌いだ。魚だけでなく、魚のイラストや造型物さえも耐えきれない。
小室が魚嫌いになった理由は子供の頃、目の前に突然、鯉のぼりが落下してきて死ぬ程怖い思いをしたからだという。
これは音楽プロデューサーとなったあともそうであり、食事の時は完全に魚類を排除した。魚の切り身どころか、魚出汁や魚の風味さえも嫌った。
またお皿に魚の絵が描かれているだけで駄目であった。あるパーティーでオムライスが出たので、DJコウがケチャップをかけて小室に渡してやった。
だが、そのケチャップのラインが魚の頭と身体の分岐ラインに見えてしまい、小室は大好きなオムライスを食べることができなくなった。
小室の魚嫌いは現場から現場への移動時にも対策が練られた。途中蟹の看板がないかどうか、魚のビジュアルがないかどうか、細心の注意がなされた。 特に五月は鯉のぼりが目に触れないようにするのが、大変だった。
だが奥さんであるKEIKOさんの実家は地元大分では有名なフグ屋さんであり、フグだけは努力して食べられるようになった。
でも魚嫌いは健在らしく、魚のアイコンを持つファンに向かって、僕のファンではないとツィッターで切れている。