ChatGPTが事実無根の性的被害で教授を告発!?AIによってえん罪が産まれる懸念
現在多くの人が利用しているチャット型OpenAIのChatGPTや、Googleがまもなく発表するというAIチャットボットBardなど、AIはますます日常生活に溶け込んでいる。特にChatGPTはすでに社会的な活用もなされており、今月初めにはブラジルの判事が、「自閉症児の治療費をすべて保険で負担すべきかどうか」判断するためにAIチャットボットを使用したことを認めるまでになっている。
しかし、いくら優秀なAIと言えども、全てを信用しきってはならない。
ChatGPTに質問したところ、「実際には存在しないもの」の名前を出してきたりする事例が多発しているからだ。例えば、日本ではChatGPTに質問して出てきた書籍を図書館に借りにきた人がいたそうだが、その書籍は「実際には存在しない本」だったという事例が報告されていた。
そして海外では、ChatGPTが「起こってもいない教師の不祥事を訴えた」事である法学教授が懸念を表明している・・・(続く)