ピアスをしている人の耳に噛み付き、食いちぎる!?「カオルさん」
以前、アトラスで紹介した都市伝説の怪人に、「耳削ぎ婆」というものがある。
優しそうなお婆さんで、子どもに「いい話があるから耳を貸してごらん」と言うのだが、素直に耳を傾けると子どもの耳を切り取ってしまうというもの。子どもを襲って耳を切り取るのにも理由があり、自分の子どもが事故で耳を切断する大怪我を負ってしまったため、我が子の耳を治したくて新鮮な耳を求めているのだという。
ネーミングから昔からいる妖怪のように想像しがちだが、「手術」等のキーワードから推測されるように、現代の噂・都市伝説から生まれた比較的歴史の浅い現代妖怪だと考えられる。しかし、「耳を取ってしまう」という行為は昔から伝わっている「耳なし芳一」の伝説等にも繋がる所があるため、伝説を元に考えだされた妖怪であるといえるかもしれない。
実際、同様の「耳を取ってしまう」現代妖怪は他にも存在している。一時期中高生など若者の間で流行った都市伝説に、「カオルさん」という話がある・・・(この続きはこちらから)