通電実験で石から発生した虫!?アンドリュー・クロスの「ダニ」
果たして、地球の生命体はどこから生まれたのか・・・。この原理は未だに生物学的に大きな謎として存在している研究テーマである。
生まれて間もない地球に、隕石の落下や雷、海底に生じた熱水などの様々な変動が起き、そのエネルギーによって化学反応が起きて有機物が作られ、長い時間をかけて単細胞生物が発生。そこから様々な生物へ至る多細胞生物が発生するまでは、地球が出来てから実に30億年もの時間がかかったと考えられている。
ユーリー-ミラーの実験が有名であるが、理論上では古代の海を再現した環境を擬似的に作り出してやれば、生命の元となる成分が発生することになる。実際、実験では数種のアミノ酸や核酸など、生命の構成要素にもなりうる有機物の発生が多数確認されている・・・(この続きはこちらから)