「ブライスの地上絵」コロラドの砂漠に描かれた巨人絵の謎
地上絵と聞くとペルーのナスカを思い浮かべる人は多いかもしれないが、地上絵と呼ばれるものは世界各地で発見されている。北アメリカのカリフォルニア州ブライスのそばにあるコロラド砂漠にも、謎めいた地上絵が存在しているのだ。
このブライスの地上絵(ブライス・インタリヨ Blythe Intaglios)は、1930年代に入るまで、この地上絵は地元の住民たちでさえ知る者は誰もいなかったという。1932年にパイロットであるジョージ・パーマーが上空を飛行中にこの地上絵が発見され、その後ロサンゼルス郡自然史博物館の学芸員アーサー・ウッドワードによって詳しく調査がなされたことで知られることとなった…(続く)