夢オチか?正夢か?それとも…漫画「奇面組」の最終回騒動
『奇面組』は、漫画家新沢基栄(しんざわもとえい)原作の週刊少年ジャンプに連載されていた漫画の連載シリーズである。
主人公一堂零をリーダーとした、強烈な顔面の個性を持つ仲間達とそれを取り巻く多くのキャラクターたちが織り成すドタバタのコメディギャグ漫画であり、中学校を舞台にした『3年奇面組』ののち、高校進学に伴って『ハイスクール!奇面組』そして『フラッシュ!奇面組』などが連載されて、ジャンプの黄金時代における人気作品の一つとして知られている。
およそ7年近く連載をしていた奇面組は、1987年にその連載が終了した。しかし、本作品の最終回はその公開直後から、大きな騒動へ発展することとなった。
5年後が舞台となった中盤、ヒロインの河川唯(かわゆい)が社会人として生活していたその時、一堂零が自転車で通りかかった。零は唯を自転車に乗せ、心地よい風を浴びながら唯は目を閉じ、しばらくして目を覚ますとそこは、なんと中学校の教室であったのだ…(続く)