17世紀ドイツを騒がせた謎多き魔術結社「薔薇十字団」
17世紀初頭のドイツで奇妙な秘密結社が話題になった。
1614年、「クリスチャン・ローゼンクロイツの科学の結婚」「友愛団の名声」「友愛団の告白」の3冊でいずれも著者は不明。しかしそこには14世紀の魔術師ローゼンクロイツの生涯と、彼が得た魔術の数々、彼のもとに結成された「薔薇十字会」について書かれていたのである。
薔薇十字団はローゼンクロイツが身につけた叡知を伝えていくもので、無料で病人を癒すことや年一度の例会、存在を120年間は明かしてはならないことなど6つの誓約が定められていたという・・・(この続きはこちら)