ワープを現実化する「ワームホール」は実現可能か
SFをはじめとする創作の世界では、遠く離れた場所へ「ワームホール」を通って一瞬で移動する、というシーンが度々登場する。
ワームホールの仕組みは、別々の場所にある2つのブラックホールをつなげて時空を超えるトンネルを作るという、一見すると単純な概念だ。しかし、これを実現させるのは単純な話ではない。
物理学者のアルバート・アインシュタインとネイサン・ローゼンは一般相対性理論をもってワームホールのアイデアを真剣に検討していた。また、現在でもワームホールが実際に機能するかどうか、科学者たちは研究を続けている・・・(続く)