【実話怪談】「黒い女の人」(前編)
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これは筆者のもとに度々怖い体験談を送ってくれるSさんから聞いた話である。
Sさんがまだ小学生の頃の事。ある授業の時間、暇をもてあましたSさんは窓越しにぼんやりと外を眺めていた。すると、黒い服を着て、黒いベールを被った女の人が歩いているのを目撃した。
Sさんはきっと保護者の人なんだろうなと思っていた。
数日後、クラブの帰りに一人で昇降口に居ると、この前見た女の人が立っていた。その日も女の人は黒い服を着て、黒いベールを被っていた。目元はベールに覆われて見えないのだが、どうやこちらを見つめているようだった。
この人この前見た人だなと思いつつ、Sさんが帰ろうとしていると、昇降口に風が吹き込んできた。すると、それと同時に不思議なことが起きた。女の人が消え入るように姿を消してしまったのだ・・・(この続きはこちらから)
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