なぜ怪談で恐怖を感じるのか、ニューサウスウェールズ大学による研究
怪談や霊体験を聞くと、人はなぜ怖いと思うのか。そんな「怖い」と思う感情が起きるメカニズムについて科学者らが研究した。
ニューサウスウェールズ大学を中心とした研究では、電気を消して被験者の目の前に「途中から怖くなる話」を投影する。この時、被験者の皮膚の電気伝導度(つまり、汗の量)の変化をモニターすることで、人々の恐怖反応を測定する実験を行った。
興味深いのは、被験者の半数を頭の中で物事を思い浮かべることができない「失認症」の人にお願いしてみたという点だ・・・(続く)