【昭和芸能史】人気特撮ドラマ撮影中に死亡事故!

1969年から1971年まで放送された、当時大人気を博したテレビドラマに『柔道一直線』という作品がある。
当時の若手スターだった桜木健一が主演をつとめ『巨人の星』とともに「スポ婚ブーム」の端緒となった大ヒット作品である。また、本作は制作に関わった多くのスタッフが『仮面ライダー』へと移行して、ライダーキックなどのアクションの参考にされたことで、本作は「仮面ライダーの元祖」との呼ぶ声もある。
さて、そんな柔道一直線の人気絶頂期だった1970年の話である。主人公である一条直也(演:桜木健一)のスタントマンをつとめていた17歳の少年がトランポリンを使ったアクションの失敗で死亡するという事故が発生した。
事故は、物語の中で一条が国体に向けて習得しようとした実在する技「空気投げ」の特訓シーンで演出としてトランポリンを使用中、カメラが回っていた本番のシーンで着地に失敗。そのまま病院に運び込まれが、数日後に亡くなったという・・・(この続きはこちらから)

