61年間謎に包まれていた「ディアドロフ峠事件」ついに解明か?

1959年、後に「20世紀最大の謎」と呼ばれた謎多き遭難事件「ディアドロフ峠事件」が発生した。
1959年1月27日、当時のソ連領スペルドロフスク州北部のオトルテン山に向けて当時23歳のイーゴリ・ディアドロフを初めとする9人の大学生がスキーのために入山。だが、予定の日になっても彼らは下山してこなかったため、2月に入って軍と警察による大規模な捜索が行われた。
すると、半壊した彼らのテントと行方不明になった大学生のうち5人を発見。残る4人は5月の捜索で発見されたが、彼らの状況は遭難と言うには非常に不可解なものであった。テントは内側から切り裂かれ、学生らは軽装で雪中に倒れて惨殺されていた・・・(続く)

