青森県の怪村「杉沢村」は村系・異界系都市伝説の先駆けだった
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杉沢村は、かつて青森県に存在したとされる村およびその村にまつわる伝説である。
2000年ごろにテレビ番組で取り上げられたことで全国的に知られるようになり、現在までに至る怪村いわゆる村系都市伝説の流行を牽引した先駆けともなっている。
杉沢村伝説の大筋は次の通りだ。昭和初期、人里離れたこの村である日、一人の青年が突然発狂して村人全員を斧で殺害し、自らも命を絶つという事件があった。陰惨な事件ゆえに、この事件そのものを隠蔽しようと考えた自治体の意向によって、村は地図から消し去られた。しかし、地元の老人たちによってこの村の存在は密かに語り伝えられてきたのだという。
また、その村へ続く道中には「ここから先へ立ち入る者、命の保証はない」と書かれた看板が立てられており、入り口には朽ちた鳥居とドクロのような形の石が置かれている。奥へ進むとそこには廃墟と化した住居が立ち並び、事件の惨劇を物語るかのように大量の血痕が残っている…(続く)
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