河童徳利はいずこへ!?

日本全国各地で未だに伝説として受け継がれている、日本を代表する妖怪と言えば河童である。かつては人間にとって身近な存在であったが、戦後にはいつの間にやら目撃例がなくなったと言われている。
筆者の地元でも河童伝説が残っているが、今時は地元民でも知らない者もざらにいる。昭和から親しまれていたアニメ「まんが日本昔ばなし」でも放送された「河童徳利」という伝説である。
この伝説は1831(天保2)年に山田桂翁により編纂された『宝暦現来集』に、鎌倉時代の出来事として記されている。現代では三堀五郎兵衛が主人公とされているが、実はその先祖である三輪堀五郎左衛門の話だった・・・(この続きはこちらから)

