異人・パーントゥがやってくる祭、パーントゥプナカは、宮古島・平良市島尻と、上野村野原にて年中行事(サティパロウ)として子供が演じるパーントゥが継承されている。他には、来間島でも実施されている。元々、島尻集落北部にある元島の海岸に、クバの葉で包まれた三体の仮面が漂着。その仮面を漂着した神とみなし、祭事が始まった。集落の神に、祭の日を決める役目の人が今年の日時を報告、縄に豚の骨をつけて結界を張るツマッサリという悪魔祓いの行事を行い、祭りがいよいよ始まる。ンマリガーという聖地の井戸に沈殿しているキャーン(シイノキカズラ)が泥状になったものを、青年団から選ばれた若者を全身に塗る。頭にはマートゥ(ススキ)をし、手にはグシャン(杖)を持ち、村内を徘徊し、泥を付け回る。この泥を塗られる行為は縁起が良いとされ、赤ちゃんや妊婦、新築の家は重点的に泥を塗られる。悪臭が酷く、泥が付着するとかなり臭いと言われる。
宮古島の奇祭パーントゥ2008
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