中国より低い日本のアニマルウェルフェア!賄賂にまみれた畜産の闇
1月15日、吉川貴盛元農水相が大臣在任中に大手鶏卵生産会社アキタフーズ元代表から現金500万円を受け取った収賄容疑で東京地検特捜部に起訴されたことが全国ニュースになった。
アキタフーズ元代表は農水相に日本の養鶏の密集飼育をアニマルウェルフェア(動物福祉)の国際標準に沿うよう改善することを防ぐよう働きかけていた。
日本では土地が狭く農家の数も少ないこともあって、大量生産の為に鶏を「工場で作られる製品」のように見なし、鶏達はバタリーケージによる高密度飼育されている。
日本の殆どの養鶏は高密度のバタリーケージ飼育で日の光が当たらない窓無しの鶏舎の中で飼育している。幅60センチ、奥行き40センチのケージの中に10羽の鶏がすし詰めに押し込められている。2020年には1戸あたりの飼養数は平均して約43000羽もいる・・・(続く)