神社と麺類の関連 出雲蕎麦と三輪素麺と大物主

古くから祀られている神社の近くには必ず麺類がある。出雲大社の近くには出雲蕎麦、伊勢神宮の近くには伊勢うどん、三輪神社の付近には三輪素麺、金比羅さんの地元香川県はうどん県だ。因みに出雲大社には毎年献麺式という儀式が行われており、出雲蕎麦、讃岐うどん、三輪素麺が神に捧げられる。
なお三輪神社では山頂にある磐座に大物主がおりたかと言われており、出雲の神である大物主が大和のヒメが婚姻し大和朝廷の礎が出来たとされている、ひょっとすると出雲系の神々が全国に広がることにより、神社周辺の麺文化が広がった可能性があるかもしれない。