半魚人の神を信仰、五角形の家 謎めいた遺跡「レペンスキ・ヴィル」
世界中にはまだまだ調査段階であり、謎めいた遺跡が多数存在している。
セルビアのドナウ川沿岸から発掘されたレペンスキ・ヴィルもその一つだ。紀元前7000年頃に成立し栄えた農耕文明の遺跡なのだが、その遺構から確認できる特徴は非常に独特で、世界的に見ても珍しい点が幾つも確認できた。
特に異質なのは住居である。世界的に見ると、古代の人々の住居は円形の基礎をもつ物が大半である。だが、レペンスキ・ヴィルの住居は五角形や長方形のものが多く、家の中に段差のある構造が多かったのである。
この遺跡からは神をかたどったものと考えられる石像も発掘されているのだが、幾つかはエラやヒレらしきものが確認できる半魚人のような姿をしているのだ・・・(この続きはこちらから)