密輸目的、ヘビ14匹を体に付けた男、ノルウェーの税関で拘束！

１０月２６日、ノルウェーで、タランチュラをかばんに忍ばせ、ヘビ１４匹とヤモリ１０匹を体に張り付けて税関を通ろうとした男が拘束されたと複数の地元メディアが２６日報じた。
　拘束されたのは２２歳のノルウェー人の男で、２５日、デンマークからノルウェー南部のクリスティアンサンにフェリーで到着したところ、
タランチュラが見つかったため、全身のボディーチェックをされた。
すると、足にヤモリが入った缶がとめられているのがわかった。
さらに、靴下に１匹ずつ入れられたヘビなどが、胴体にテープで張り付けられているのが見つかったという。
　税関職員は、男の体が絶えず動くので、生き物を隠していることにすぐに気が付いたと話している。

ところでなぜ税関職員が生き物を隠している、とピンときたかというと、
ノルウェーでは爬虫類の密輸は珍しいことではないからだそうだ。
今回拘束された男も、１万２５００クローネ（約２０万８０００円）の罰金を支払うことに同意すれば、釈放されるという。

漫画みたいな原始的な方法で生き物の密輸をたくらむ者がいるのにも驚くが、環境破壊、野生動物保護が世界的課題になっている中、密輸を日常茶飯として罰金刑（大金なのかわからないが）で済ます現状も考え直す必要があるのではないだろうか。（文：菅野覚兵衛

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