旅行者に毒を盛って殺害!「クロンベルク旅館」と「13人の幽霊」

宿泊客を次々と手にかけていくホテルの支配人・・・という設定はミステリーやホラー作品でありがちの設定だが、実際にそんな恐ろしいホテルがあったとしたらどうだろう。
20世紀初頭、ハンガリーには訪れる客を毒でもてなして殺害し、金を奪っていた恐ろしい宿があった。記録によれば、ハンガリーの小村ティサクルトにてラツィオ・クロンベルクとスシー・クロンベルクの夫妻は小さな宿を経営していた。
家計は芳しくなく、長男は9歳の頃に家を飛び出し、長女もまた家を出て売春婦になり、残る2人の息子は戦死してしまった。夫婦の宿は第二次世界大戦のあおりを受けて利用客も減り、1919年には自分たちが食べていくだけの収入もなくなってしまった・・・(この続きはこちらから)

