『夏の魂』

これは現在五十代の三重県在住の男性・しげしさんの体験談である。
しげしさんは幼少期に両親から育児放棄され、祖母に面倒を見てもらっていたそうだ。そしてその祖母が亡くなったことをきっかけにして、不思議な能力に目覚めたという。
元々、しげしさんの先祖は庄屋をやっており、祖父母は広い畑を所有していた。だが、母の弟にあたる叔父が結婚した際、叔父の婚姻相手にあたる女性は田畑の手伝いを放棄した。祖父はそれに落胆したのか急死し、祖母も急激に衰えて行ったという。
祖母が倒れたのは、しげしさんが九歳の時だった・・・(この続きはこちらから)

