宇宙人に拉致され、記憶に齟齬が起きた事件の真相

よく、宇宙人に、拉致され異星にて教育を受けたとか、UFO内部で人体実験や身体チェックを受けたという人がいる。

勿論、その人は嘘をついているわけではなく、その人の中では真実だと思う。だが、その根底には人間の記憶障害や模造記憶があるのではないか。

昨日そんな体験があった。実は金曜日から異常なハードスケジュールであった。金曜日の夜は大阪アワーズにて、竹内義和さんと毎月恒例の『超怖談』ライブを行い宿泊、翌日土曜日は讀賣テレビ『クキズケ』の収録二本。

終わって道頓堀でご飯食べていると偶然、吉本興業のプロデューサー 安斎レオさん、有名作曲家の某さんと遭遇、来年のイベントや仕掛けなど打ち合わせ、そうこうするうちにZAZA にて行われる中山市朗さんのダークナイトが始まったのでゲスト出演。日曜朝までライブ後、打ち上げ。

そのまま七時過ぎの新幹線で関東へ、千葉の自宅で風呂に入り着替え食事の後、せん夏怪談千秋楽の立ち会いで花やしき。 日曜夜は撤収資材を船橋まで運ぶ。

翌月曜日は事務所にて版元と来年の出版会議、翌火曜日は心霊スポットの取材、中目黒町おこしの視察、六本木森ビルでティムバートン展視察、夜は中沢健くんとJーwaveハローワールドに出演。もう半年に一回の定期企画オカルトサミットで盛り上がる。

水曜日テレビ東京でおはスタ646の二本撮り、帰宅し出勤。部下から報告を受け指示を出したが、気分が悪くなり帰宅。夕方から二時間ほどダウン。19時過ぎに起きて夕食、再びダウンし、目を覚ましたのが夜の23時過ぎ、てっきり朝まで寝ていたと思い込んだ僕は外が暗いので
『なんや、寝とる間に台風が来たんかいな』
とつぶやいた。すぐさまかみさんからまだ夜だと説明され、大混乱。
『ほんまかいな、丸、一日ダウンしてたんかいな』
と言うと、かみさんが呆れ顔で
『まだ水曜日の夜で三時間半ぐらいしか寝てないよ』
との事。ここに、いたってようやく納得。実は三時間半の睡眠中に木曜日の朝起きる夢を見ていたのだ。

こういう体験をすると時間が合わない、記憶がない時間があるという勘違いにつながり、宇宙人にさらわれて若干遡った時間に戻されたというファンタジックな体験談になるのだろう。

でも退行催眠やったら変な記憶が出てきたりして（笑）