【実話怪談】「父が家に帰ってこない!」
筆者が子供の時の話である。
田舎の為、当時は夜道でも街灯もまばらであった。
ある日の事、車で時間がかかっても20分程度で着く場所へ所要があって出かけた父が数時間しても帰って来ず、母と二人で「遅いね」「帰ってこない」「事故にでもあったんではないか」と心配していた事があった。
当時は、携帯電話がない時代である。所要を済ませてから、往復でも1時間以内には帰って来られる距離である。
その時間内ですぐに帰ってくる予定であった。
それから5〜6時間、深夜近くになってようやく帰ってきた父が開口一番こう言った…(続きはこちら)