【虹の橋】「夢二と命日に助けられた『黒の助』の不思議なシンクロニシティ」
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竹久夢二と言えば、多くのファンを持つ美人画の名手だ。今でも多くの商品のイメージ画に使用され、その生涯は映画やドラマにさえなっているくらいである。
2016年9月1日、不思議なことが岡山県の夢二郷土美術館で発生した。
美術館の近くの道路上で車にひかれそうになっている黒猫を職員が保護したのだ。
この日、9月1日は夢二の命日である。 しかも、夢二はたびたび自身の作品の中で黒猫を描いてきた。着物の美女が黒猫を抱いている絵を誰しも見た事はあるだろう。そして、その黒猫は夢二自身を仮託した存在だと言われてきた・・・(つづく)
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