シーラカンスは「生きている化石」ではなかった!?

「生きている化石」とは、現在も生息している生物でありながら、原始的な形態や特徴を備えている生物たちを指す。オウムガイやカブトガニ、植物ではメタセコイア等が該当する。
中でもシーラカンスは「生きている化石」の筆頭といえるだろう。
シーラカンスは1938年に南アフリカにて生息が確認されたもので、発達した胸びれと背びれに加えて肺も有しているという、魚が両生類へ進化する間の状態の姿を保っている魚だ。実に6600万年前の魚類と同じ特徴を有していたため、これまで「生きている化石」と呼ばれている・・・(続く)

