オカルトは健全な娯楽になるべきである。ヒントは東スポだ！

今、筆者こと山口敏太郎は笠倉出版さんから発売する【宇宙人図鑑】【仮称】の執筆、製作に忙殺されている。また、今日は、テレビ東京系で放送されている『おはスタ』の現代妖怪を紹介する『まちのウワサニュース』の収録で半日時間を取られている。
読売テレビさんの『たかじんのそこまで言って委員会』を見た人がブログにくる可能性が高いので少し自分の立場を説明しておこうと思う。筆者は今まで妖怪や幽霊、宇宙人、都市伝説を扱ってきた先人たちとはスタンスが違う。今までの人はどちらかというとそういう不思議なモノを全肯定してきた。だが筆者は全てを認めているわけではなく案件ごとに否定・肯定をジャッジしている。とにかく何でもかんでも認めてしまう全肯定はいただけない。逆に科学を信奉し、ろくに調べもせず全否定する姿勢も疑問に思う。全肯定、全否定ともに偏重思考だし、こういう偏りがカルトをうむと思っている。
では不思議分野は今後どうすればいいのか、簡単である。価値観、評価基準の変更を行えばいいのだ。幽霊は脳内データの誤作動、妖怪や都市伝説は民俗学的スタンスでフォークロアとして扱えば整合性は保てる。このように筆者は不思議分野全てで価値観の大変換を仕掛けている。当然、不思議が不思議なまま残っている分野もある。幻の動物、未確認生物はオカピや西表ヤマネコなど実際に発見され新種認定されたケースも多い。またトリックの可能性が無いのに当てる僧侶や神主もいる。数十万謝礼を要求するような霊能者に頼るぐらいならば高野山や比叡山で修行した正式のお坊さんや真面目にお勤めしている正規の神主や牧師さんで充分である。当然こういう方はお布施の常識の範囲しか受け取らない。
他にもシンクロニシティやＵＦＯは実際にあるし、幽霊が本人しか知らない情報を生きている人に与える場合もある。
故に案件ごとの冷静なジャッジが必要なのだ。同時にテレビやラジオ、雑誌などで不思議分野を扱う場合はどうしたらいいのか、それは案件ごとに偏重思考にならず検証していくか、東京スポーツのようにエンタメと割り切って演じるのがいい！全肯定のムーにはまってカルト教団に走る者はいるが、東京スポーツ・大阪スポーツを読んでカルト教団に入ったり、生活が破綻したものはいない。家族で安心してみれる不思議、子供が見ても大丈夫な不思議分野のあり方のヒントがここにある。
筆者の仕事は全ての不思議分野の再構築である。圧力や嫌がらせも多いがこの仕事を完遂するつもりである。テレビ、ラジオや出版、イベントなどで不思議を扱い方は気軽にブログタイトル下の事務所まで連絡くれれば幸いである。