俵藤太の百足退治の舞台「瀬田唐橋」
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滋賀県大津市の瀬田川にかかる瀬田の唐橋は昔も今も交通の要所となっていた。特に現代に比べて交通手段の少ない昔は、琵琶湖から注ぎでる唯一の河川でもある瀬田川にかかっていることもあって、京の都の防衛の要としても重要視され、「唐橋を制するものは天下を制す」とも称された。
多くの歴史の舞台となってきた瀬田の唐橋だが、最も有名なものはやはり平安時代の武将である俵藤太こと藤原秀郷による大百足退治だろう。三上山の大百足と琵琶湖に住む龍神族の戦いで、百足の毒に苦しめられた竜神族の一人が大蛇に姿を変え、大きな瀬田の唐橋に身を横たえて勇気のある人物を探していた事から話は始まる・・・(この続きはこちらから)
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