生徒作品のご紹介です。
これは吹上教室の
Aさんのカットソー作品で、
中級カリキュラムのカシュクールです。
先に作られたガウチョパンツに合わせて
それに合う色柄のニットで作られました。
が、今はいておられる
ワイドパンツにも合っていますね。
このパンツも以前作られたAさんの作品です。
ニットが余りましたので、
スカートも作り、ツーピースへ。
スカートの始末はこれからです。
別々に他のアイテムと合わせて
着こなして頂くのも良いですね。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
ロックミシンの巻きロック、
は、難しいもの、
と思っていませんか?
女性は、
機械に苦手意識のある方が多く、
そう思い込んでる方が
多いように思います。
でも、、
このブログをご覧頂いている、
と言うことは、
PCやスマホを使っておられますよね。
PCやスマホに比べれば、
ロックミシンなど、
単純で,その機能も限られます。
では何故、出来ないのか?
それは、
慣れていないだけだと思います。
PCやスマホに比べて
使う頻度が違いますからね。
そうは言われても・・、
と言う、その気持ち、わかります。
私自身、未だ
PCには苦手意識が消えませんから。
それでも巻ロックは
ロックミシンしか出来ない機能ですから
苦手意識はちょっと置いといて
少し練習してみませんか?
何回か練習するだけで、
出来るようになると思います。
下にそのやり方を解説させて頂きます。
巻きロックの操作の仕方です。
まず巻きロックをする為には、
3本糸ロックにしなければ出来ません。
4本ロックは、左針を1本抜いて、
3本ロックにします。
針はお掃除棒で外します。
お掃除棒の上に穴が開いていますので、
そこに針を入れて取り外しします。
糸は、そのままでも構いませんが、
上ルーパー糸を、ウーリー糸にすると
より綺麗な巻きロックになります。
エアスルー付きのロックミシンの場合
( 衣縫人、糸取り物語 等 )
かがり幅ダイヤルをMに合わせます。
(Mは目安です。好みで調節して下さい。)
送り目ダイヤルを0.75~2位に合わせます。
糸調節ダイヤルがあるロックミシン
(衣縫人等)は、
下ルーパー糸調節を、
6,5位にした方が綺麗に出来ます。
(取扱説明書には書いてありません)
必ず端布で試し縫いをして、
調整して下さいね。
エアスルー無しの
ロックミシンの場合は、
つまみを手前に引きます。
下ルーパー糸調子を6,5位にします。
送り調節つまみは1~1,5にします。
( ロックミシンにより、この通りにならない物もあります。)
必ず端布で試し縫いをし、調整してください。
下は先日ご紹介させて頂いた
スカーフのように見える
ネックウォーマーです。
どちらも巻ロックが綺麗ですね。
ありがとうございます。
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生徒作品のご紹介です。
先日試作の
別布付きカシュクールワンピ、を
3人の方がそれぞれ作って下さいました。
その違いもご覧下さい。
こちらはIさんの作品です。
別布は同じニットを使用していますが、
黒のレースを縫い付けて
アクセントにしました。
こちらはサクラメイトの
Sさんの作品です。
個性的でモダンな作品になりました。
こちらは先日UPさせて頂いた、
Yさんの
ロングドレスにアレンジした作品です。
3点とも、
同じ型紙で、サイズも同じです。
が、
それぞれに素敵ですね。
ありがとうございます。
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生徒作品のご紹介です。
これはNさんのカットソー作品で、
前中心にボックスプリーツのある
チュニックです。
上質のコットンニットで作られました。
作品はこちらです。
前中心のアクセントに
ボタンを等を付けても良いですね。
ロックミシンが
上手く縫えなくなったとき、
どうしてますか?
取扱説明書片手に悪戦苦闘!
なんていう方も、
おられるのではと思います。
そこで意外と忘れられているのが
ミシン針、の交換です。
ロックミシンのトラブルで多いのは、
意外と針先が痛んで起こるトラブルなんです。
上手く縫えなくなったときは
糸通しが間違っていないのを確認し、
それでも上手く縫えない場合は、
針を交換してみて下さいね。
針の先がほんの少し痛んだだけでも、
目飛びして上手く縫えなくなります。
しっかりした生地は縫えるのに、
薄地の生地が上手く縫えない!
なんて場合もあります。
参考にしていただければ嬉しいです。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
今日は二ヶ月ぶりに
サクラメイトで1日講習があり、
朝から出かけます。
8月は予約が取れず、
お休みさせて頂きました。
久しぶりの講習で、
生徒さんとお会い出来るのが楽しみです。
生徒作品のご紹介です。
下は数年前の生徒作品で、
レースニットの
ティラードふうジャケットです。
ジャケット、というと
秋冬物の、
しっかりしたニットで作るもの。
と、思われる方が多いと思います。
が、春夏用の薄いレースニットでも
接着芯や接着テープ等を
上手に使用する事により
このような作品も作ることが出来ます。
ただし、多少技術が必要になります。
まずはしっかりしたニットで
練習が必要ですね。
参考の為、
再UPさせて頂きました。
最近はレースが流行していますので、
秋冬でも、お洒落着として
着て楽しむのも良いですね。
ありがとうございます。
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生徒作品のご紹介です。
これはIさんのカットソー作品で、
中級カリキュラムの
タイ付きに見えるチュニックです。
ニットはパワーネットで、
裾と袖口には巻ロックをあしらいました。
残りニットで、
スカーフのように見えるネックウォーマーも
作って下さいました。
練習のため、巻ロックを
2段にしてあります。
皆さんにも、
スカーフのように見えるネックウォーマーの
作り方をご紹介させて頂きます。
* 製図の仕方です。
上記のように製図します。
(写真が傾いてしまいましたが、
垂直、水平に線を引いていきます。)
ニットは薄くて良く伸びるものを使用します。
(パワーネット等)
* 作り方
(1) ニットを裁断します。
(2) 下の様に上部をロックミシンで端かがりをします。
(パワーネット等、ほつれない物は不要です。)
(3) 半分に折る (4)、上を7㎝下に折る。
(5) 下の様にクリップでとめる。
(6)ロックミシンで縫う。 上の糸は結んでから短く切る。
(7)上のみ表に返す。
(8) 全体を表に返し、下側に巻きロックをする。 (9) 出来上がりです。
→
かんたんですが、ちょっとしたお洒落に・・
コートを羽織れば、
お洒落なTシャツを着ている様にもみえます。
プレゼントにも喜ばれると思います。
◎作り方動画をYouTubeにUPしてあります。
よろしければクリックしてご覧下さい。
(製図はブログ製図より少し小ぶりです)
スカーフのようなネックウォーマーかんたん作り方 - YouTube
ありがとうございます。
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今回はカットソーをする際の、
ロックミシンの糸についてお話しします。
結論から言うと、
当カットソー教室では、
下の、
#60の糸を使用しています。
(クリックすると詳細が見れます。)
<form action="/admin/newentry" method="post" name="aws">
![]() | フジックス キングスパン 【ニットソーイング用ミシン糸】 #60/1000m col.生成 |
---|---|
— | |
フジックス | |
</form><form action="/admin/newentry" method="post" name="aws">
この#60、というのは
糸の太さを表します。
数字が小さいほど太くなります。#60>#90
洋裁に使うロックミシン糸は
#90で、細い糸です。が、
カットソーでは
ロックミシンだけで縫い合わせますので、
太くて丈夫な#60、
を使用しています。
ただし、気を付けて頂きたいのは・・
糸の太さと強度は、
必ずしもイコールではないということです。
(#80を使用している教室もあります。)
同じ#60でも、素材や拠り方などにより、
強度が弱いものもあります。
(経験上で私見です)
やはり上記専用糸がお勧めです。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
今回はカットソーの基礎編を
お休みさせて頂いて、
当教室の最年長生徒さんである、
Sさんのカットソー作品の
ご紹介をさせて頂きます。
今回作って頂くのは、
初級カリキュラム作品の
ラグランスリーブチュニックの予定でしたが、
チュニックをラグランスリーブの
Tシャツにアレンジして
パワーネットで作って頂きました。
作品はこちらです。
今年で御年84歳になられるSさん、
巻ロックがお好きで、
今回も上手に,
しかも短時間に仕上げて下さいました。
襟も巻ロックで縫い付けてあります。
講習も終わり、
Sさんと他の生徒さんとの
ティータイムでの会話です。
Sさんのお歳を聴いた生徒さん達は、
生徒さんA 「母と同い年ですが、お若いですね~!!」
生徒さんB、「お元気ですね~。秘訣は何ですか?」
私、 「Sさんはいつも楽しい、幸せと言っておられるんですよ」
Sさん、 「そう、歳をとるとね。出来ない事が多くなるけど、
その分、周りの人がみんな優しくしてくれるのよ。
幸せだわ~~!!」
生徒さんB 「そんなふうに言えるのは幸せですね。」
Sさん、 「そうなのよ。幸せ、幸せ、って言っているとね。
不思議なことに、幸せがどんどん向こうから寄ってくるのよ。」
生徒さんC 「上手く出来なかった事を嘆いてばかりじゃ駄目ですね」
Sさん、 「この時間で着られるものが出来ちゃったのよ。
私って凄いと思わない?」
生徒さんB 「そうですよね。プロのように出来ないのは当たり前だし、
洋裁の経験もないのに着られる洋服が出来たんですから、
私も凄いですよね。」
Sさん、 「そうよ。こんな近くにこんな楽しい教室が出来たのよ。
私って幸せだわ~。」
私、 「そんなふうに言って頂けて、ありがとうございます。」
生徒さん全員 「今日は来て良かった~。」
全員笑顔でお帰りになりました。
人生の先輩から学ぶことは、
まだまだありそうです。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
今回からロックミシンの
具体的な使い方、
について書かせて頂きます。
ロックミシンで、
まず不安に感じるのは
糸交換ではないでしょうか?
取扱説明書には書いてありませんが、
長年の経験から、
糸を結んで交換する方法があります。
それを覚えて頂ければ
思っているより簡単に糸交換が出来ます。
下は数年前の記事ですが、
糸交換について詳しく載せていますので
ご覧頂きたいと思います。
尚、このやり方は
エアスルー付きのロックミシンでも出来ます。
教室ではエアスルー付きロックミシンが
6台ありますが、
全てこのやり方で糸交換しています。
では、ご覧下さい。
糸交換の仕方
1、糸通し棒を上まで上げます。
2、糸が棒に絡まっていないか、はずれていないか確認します。
3、付いている糸を切ります。糸巻のすぐ上を切るようにしてください。
4、交換する糸と、あらかじめ付いていた糸を結びます。
まず、下ルーパー糸、上ルーパー糸、は2本揃えて結びます。
しっかり結んで、両側から引いて 抜けないか確認してください。
最後に、
針糸(4本ロックは2本)を 結びますが・・
写真の様に結んでください。
(注・・これは私の長年の経験でのやりかたです。
60番の糸は太いのでこの結び方以外は通りませんでした)
(1)右の糸を上にします。
(2)下になっている糸を、上から下にくぐらせます。
(3)左の糸を上から下にくぐらせます。
(4)4本の糸を均等に引いてください。
(5)帯締めの止め方と同じです。左右逆に結んでも可。
これで完了です。つぎに・・
5、押え金具を上げます。
6、先に出ている糸を後ろ斜めに 左手で軽く引っ張ります。
(あまり強く引っ張ると糸が切れるので注意)
引けるところまで引いて、少しでも引っかかる感じがしたら
糸をピンとさせたまま、止めて下さい。
(メーカーや機種により糸調子ダイヤルを、0にしないと引けないのもあります。
その場合は、ダイヤルを0、にして、糸交換後、もとの数値に戻してください。)
7、引っかかる感じがしたら、左手で糸を軽く引いたまま、
右手ではずみ車を 時計回りにゆっくり回していってください。
糸が抜けたら、はずみ車を止め、左手で糸を引いていきます。
また引っかかったら、はずみ車を回して・・
その繰り返しを続けていると、やがて糸の結び目が出てきます。
9,全ての糸の結び目が出てきたら 5~6㎝残して糸を切ります。
10、最後に必ず、押え金具を下しておいてください。
(写真が暗くなってしまいました。すみません。)
これで糸交換完了です。
生徒作品のご紹介です。
こちらは Sさんのカットソー作品です。
このデザインは細く見えるからと
とても気に入って下さっています。
Sさんの2枚目の作品です。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
ロックミシンはそもそも、
洋裁の縫い代のほつれ止め(端かがり)を
するために開発されました。
それまで洋裁の縫い代の始末は
手でかがったり、パイピングしたりと
とても手間が掛かっていました。
初めは2本ロックでしたが、
布端を綺麗に切り揃えながら
ほつれ止めが出来るロックミシンは
重宝されたと思います。
2本ロックとは、糸が2本のことです。
上ルーパー糸と下ルーパー糸のみでした。
その後
3本ロックミシンが開発されました。
3本ロックとは、
糸を3本使用しますが、
2本ロックと違うのは、
分かりやすく言うなら、
2本ロックが
ジグザグミシンのような感じだけなのに対して
3本ロックは、
それに普通のミシンのような
縫い目(針目)がプラスされたことです。
さらにその後、
3本ロックに、差動、という
機能がプラスされました。
それによりカットソーも
しやすくなりました。
また最近は、
4本ロックが主流になってきています。
4本ロックとは、4本の糸を使用しますが、
3本ロックと大きく異なるのは
3本ロックまでは
針が1本、だけだったのに対し
針を、2本、使用します。
その為、
縫い目が2本になり縫い幅も広く、
既製服の殆どが4本ロックで作られています。
以上のことから
洋裁だけの使用目的なら、
3本ロックで充分と言うことになります。
洋裁とカットソー、両方がしたいのであれば
4本ロックを考えても良いと思います。
ただし、
巻ロックや飾り縫いなどをするのには
4本ロックの場合、
針を1本抜いて、
3本ロックにしないと出来ません。
巻ロックがお好きな方は3本ロックの方が
良い場合もあります。
4本ロックの方が縫い幅が広く
既製服も4本ロックですが、
3本ロックでもカットソーは出来ます。
*カットソー教室によっては3本ロックを
使用するところもあります。
またロックミシンにも色々あり、
初心者向けの糸通しが楽な
エアスルー付きのロックミシンもあります。
エアスルーとは、空気圧で
糸通し出来る機能です。
価格は高価になりますが、
機械が苦手な初心者の方に向いています。
他にも、
さらに高価にはなりますが、
糸調節が全自動のロックミシンもあります。
これは初心者の方には嬉しい機能ですが、
慣れた方には
物足りなくなることもあります。
ニットの厚みや素材などにより、
糸調節をしたくても出来ないからです。
カットソーも
難しいものも出来るようになりたい。
そんな上を目指す方には
エアスルーは付いていても、
糸調節の出来る機種がお勧めです。
あくまで個人的な見解です。
後悔の無いよう良く考えて、
手作りライフを
楽しんで頂きたいと思います。
次回からはロックミシンの
使い方について
お話ししていこうと思います。
生徒作品のご紹介です。
これはTさんのカットソー作品で、
胸に縦捻りのあるチュニックです。
とても綺麗なドレープが出て素敵ですね。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
ロックミシンの購入について、
生徒さんなどから、
ご相談を受けた場合は、
慌てて購入しないように
助言させて頂いています。
というのは、
その方の目的や好みによっても、
必要なロックミシンが違ってくるからです。
特に、カットソー初心者の方には、
少し慣れてから考えるようにと
お話しさせて頂いています。
一口にロックミシンと言っても、
種類も多く、
メーカーや機種により
その機能や使い方は様々です。
購入はしたものの、
機能が多く使いこなせなかったり、
逆に必要な機能が無かったり、、
では、困りますね。
目的とは、
洋裁をするためのロックミシンなのか、
カットソーをするためなのか?
また、カットソーをするにしても
どの程度までやりたいのか?
どんなものを主に作りたいのか?
等でも変わってきます。
もし、どこかで洋裁やカットソーを
学んでおられるなら、
信頼出来る先生にご相談されるのが
一番良いと思います。
が、本やネットなどを利用しての
独学の方は迷ってしまいますね。
参考の為、私なりの
アドバイスをさせて頂きたいと思いますが、
長くなりますので次回にさせて頂きます。
(読者様のご相談はメールでお受けします)
生徒作品のご紹介です。
Yさんが先日試作の、
別布付き
カシュクールワンピを気に入られて、
早速、長袖付きロングドレスにアレンジして
作って下さいました。
作品はこちらです。
中に黒のTシャツを着ているように見えますが、
全て繋がっているデザインです。
(黒の袖と別布を縫い付けてあります)
良くお似合いで素敵ですね。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
昨日は、
ロックミシンで縫い合わせが出来るのは
伸びのあるニットだけだと
お話ししました。
ではどうして
ニットは伸びるのでしょうか?
何度も書かせて頂いていますので、
ブログを見て下さっている方には
もうおわかりだと思いますが、
わかりやすく説明するのなら、
編み物を
想像して頂くと良いと思います。
毛糸そのものは伸びませんが、
編むと伸びが生じますね。
ニット生地も同じです。
また素材や織り方(編み方)により
その伸び具合も様々です。
カットソーで難しいのは、
作品を作っても
ニットの伸び具合で
実際に着たときの
サイズ感が変わることです。
良く伸びて、戻る力が弱いニットは、
同じ型紙で作ったとしても
着たときに大きく感じてしまいます。
逆に伸びが弱いものや
良く伸びても、戻る力が強いものは
きつく感じられます。
その為
ニットの伸び具合により
型紙サイズを変える必要も出てきます。
とは言え、
初めは作るだけで精一杯だと思います。
その為教室には
作りやすいニットを厳選して
置くようにしています。
また作るデザインにより
ニットの向き不向もありますので
生徒さんには、その都度
アドバイスさせて頂いています。
短時間に、
しかも簡単に作れてしまう
カットソーですが
デザインに合わないニットや
作りにくいニットでは
思うような作品になりませんし、
楽しさも半減しますね。
やはり基本をしっかり学んで
カットソーライフを
楽しんで頂きたいと思っています。
次回はロックミシンについて、です。
生徒作品のご紹介です。
これは吹上教室の
Mさんのカットソー作品です。
上級カリキュラムの中の
フード付きジャケットです。
ダッフルボタンを付けて完成します。
丁度良いボタンが教室に無かったので
ご自分で探してから付けられるそうです。
裾丈は、
型紙より10センチほど伸ばしました。
上品で素敵な作品になりましたね。
Mさん、
遠くからいつもありがとうございます。
次回も楽しみにお待ちしております。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
カットソーについて
昨日のお復習いですが、
カットソーは、
生地状のニットを型紙通り裁断し、
ロックミシンで縫い合わせる
技術だとお話しました。
では何故ロックミシンは
ニットしか縫えないのでしょう?
勿論洋裁での端かがりは出来ます。
しかし、
伸びない生地をニットのように
縫い合わせることは出来ません。
どうしてなのでしょう?
その理由は、
ロックミシンの縫い目は
糸が全て繋がっているため、
普通のミシンの縫い目に比べて弱く、
伸びない普通の生地では
人が動いたとき、
縫い目に力が掛かって、
破けやすくなってしまいます。
しかし、
ニットは伸びて
縫い目部分に掛かる力が分散される為
ロックミシンでも縫い合わせが可能なのです。
ただしロックミシンの糸は、
洋裁の端かがりに使う糸より
丈夫な糸を使用します。
次回は、ニットが伸びる理由について
お話ししたいと思います。
生徒作品のご紹介です。
これはKさんのカットソー作品で、
先日試作の上着のみを作って下さいました。
作品はこちらです。
ニットは無地に見えますが、
細かいストライプの
ポリエステルニットです。
Kさんに良くお似合いですね。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
今回からカットソーの基礎について
お話していこうと思います。
まず、カットソー、
とはなんなのでしょう?
わかっているようでわからない方も
おられるのではないかと思います。
カットソーとは、
生地状になったニット、を
型紙に合わせて正確に裁断し、
ロックミシンで縫い合わせた
お洋服のことを言います。
カットソーというと
Tシャツやジャージの上下等を
思い浮かべる方も多いと思います。
たしかにそれもカットソーですが
現在は以前とは違い、
デザインもニット素材も豊富になり、
既製服等も一見しただけでは、
カットソーか洋裁で作られた製品か
わからないくらいになっています。
また既製服のカットソーの占める割合も
ではその作り方はと言うと
既製服の技術からきています。
既製服は大量生産されるため
効率的な縫製の仕方をします。
その為、従来の洋裁技術とは
考え方も縫製の仕方も異なります。
以前は専門の工場でしか
出来なかったカットソーですが、
ロックミシンの開発により
一般の方でも気軽に楽しめるようになりました。
カットソーの型紙ですが、
ニットの伸びを計算して製図し、
作った型紙に縫い代を付けて
完成させています。
裁断の仕方は
型紙をニットの上に置き、
まち針は使わず文鎮を置いて
カッターで型紙通り正確に裁断。
その後
専用クリップで裁断したニットの
端と端を合わせて
ロックミシンで縫い合わせます。
(専用糸を使用します)
洋裁のように、
面倒な縫い代付けや
印付け等も殆ど無く、
ロックミシンだけで
端かがりと縫い合わせが
同時に出来てしまうため、
従来の洋裁と比べ
驚くほど簡単で短時間に
既製服のような
お洋服を作ることが出来ます。
洋裁が得意な方の中には
カットソーなど習う必要も無く
簡単に出来ると思っておられる方も
おられると思います。
(実は以前の私がそうでした)
しかし、洋裁とは
製図の仕方も縫製の仕方も
考え方もまったく異なりますので
思っておられるより難しいのです。
むしろ初めは、
洋裁の固定観念がある方の方が
間違いやすく理解しにくい傾向にあります。
少し話がずれてしまいましたね。
次回も引き続きカットソーについて
お話しさせて頂こうと思います。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。
先日ご紹介させて頂いた
カシュクールブラウジングワンピの
再試作が終わりました。
初めの試作では、
細見の方以外は
太って見えてしまうことがわかり、
型紙を作り直しての再試作です。
試作はこちらです。
(形を見る為の試作ですので、始末はしてありません)
前回よりブラウジング分を少なくして、
スカートにも少しフレアー分を入れ
肩のラインも修正。
肩のタックがはだけないよう、
前身頃肩にヨーク分をとり、それを
後ろ見頃の肩に繋げています。
袖は好みで長袖にも出来ます。
スカートにフレアーを入れたことで
今までのカシュクールフレアーワンピと
似た感じになってしまいましたが、
今回はカジュアルなイメージで
デザインしました。
今までのカシュクールフレアーワンピは
身体のラインが出てしまうため
敬遠してしまっていた生徒さんにも、
気軽に着て頂けるように
したいと思ったからです。
スカートのデザインは、
好みで変えることも可能です。
少し話はそれますが・・
講習時、
何人かの生徒さんとの会話のやりとりで
気づいた事があります。
それは、
8枚ハギスカート等の、
”〇枚ハギ” と言うのを、
それだけで形が決まっているものと
思っておられる方がいると言うことです。
例えば、わかりやすく、
スカートで説明するのなら
8枚ハギスカートというのは、
フレアースカートだけではないんです。
タイトスカートやギャザースカート等、
どんな形でも切り替えて
8枚ハギにすることが出来ます。
勿論デザイン的に
切り替える必要がある場合もあります。
今後も出来るだけ生徒さんの
ご希望に応えられるよう
頑張っていきたいと思っています。
またブログでも、
発信していきたいと思います。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。