今日の夕夜

ニャンコ大好き。相棒はサイベリアン!

ダウ”ィンチ・コード

2006年05月20日 00時44分23秒 | 漫画
今日から映画公開だそうで。
私は興味ないので原作本も読んでないし、映画も観る気は今のところないし、TVで特集やってたんでそれを観ただけ。
それだけではやっぱ全部はわからないけど、なかなか興味深いなと思った。
まず仏教や無宗教の日本人には、キリスト教自体に興味がないから、まぁ私の娘のように「どうでもええやん?」程度な反応が大体なのではと。

でも熱心な信者にとっては、そら恐ろしい話なのだろうね(~_~;)。
なにが真実なのかはわからないけど、エンター性として観る分には面白いんではないかと思う。なのに先駆け公開の場では、大絶賛どころか失笑ものだったとか。
プロの評論家でも、仕事に私情を持ち込んで正しい感想が言えないなんてことも、この場合はしょうがないのかのぅ……。

ダウ”ィンチなんかの時代では、自由に絵も描けなかったのが可哀相だと思った。
神には頭にワッカと翼がないとダメ!って描き直し?
最悪……(-_-メ)
あのころの繊細で素晴らしい芸術作品は、今の1時間で1枚~みたいなイラストと違って、1枚1枚入魂して描いたような深い情熱を感じる。
私だったら、そこまでして描く絵を、上からチャチャ入れられて描き直す位なら、絵自体描けてない、というか描くのをやめていると思う。
描けないよ。
だから当時の作家はすごいと思う。
ダウ”ィンチがもしそんな中で、本当に見えない抵抗を自分の絵の中に残したのだとしたら、私にはその気持ちがわかる。

宗教の中の神って存在は多分全てが正義で、人は幸せになるために信仰するのだろうと思うのだけど、どうしてそこに争いが生まれるのか……。
宗教や教えが違うからと殺し合うなんて、はたから見れば悲しいだけだよね。
人間て愚かだよね。
なんでそれがわかんないんだろうな。

どうでもいいけど、トム・ハンクスは短髪の方が私は好きです。