サンソン・フランソワ ラヴェル全集No.2

サンソン・フランソワ ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

亡き王女のためのパヴァーヌ

いい曲ですね
何が良いかと言われても答えられませんが
わたしはこんな感じの曲が大好きです
とても懐かしい感じになります
奧能登へ出かけ
凪の日に海面が夕日に照らされているのをキラキラしている風景を眺めている気分

又は
暖炉に当たりながら
深々と降っている雪景色を時間が止まっているかのごとく眺めている感じ。

2. 水の戯れ

この辺の曲は大学時代の友達がよく弾いていましたね
これも素敵な曲ですね

四万十川の源流でしょうか？
奥深い山に湧き水が
何故こんなところに？
森の精霊達が幸せそうに飛び回っています

ラヴェルの曲は想像力が自由に働くのが楽しいです
その辺が印象派の音楽の良いところでしょうね

3. 古風なメヌエット

この曲はモーリス・ラヴェルの最初の出版作品であるピアノ独奏曲。1895年の作品。当時作曲者はまだ20歳であった。
1898年4月18日、パリのサル・エラールにてラヴェルの友人であり、この曲の献呈相手でもあるリカルド・ビニェスによって初演された。
十分印象派というカテゴリーに入るのではないかと思われます。

4. 鏡 I.蛾

さて？
印象派とは？
ロマン派における自己の感情表現を廃止
今見えている又は想像している風景や感情を自分なりに音で表現することで
他人が感じることに制限を設けることがない世界

なんて
勝手に発言していますが
それってバロック音楽でもコード進行によって表現しているのだが？
印象派ではコード進行が曖昧になっていることによって聞きての心に溶け込みやすくなっているのかもしれません。

5. 鏡 II.悲しい鳥
6. 鏡 III.海原の小舟
7. 鏡 IV.道化師の朝の歌

サンソン・フランソワの演奏は一癖あると思われる演奏ですが
他の人と違うというだけでしっかりラヴェルだと思いますが
この辺の曲に思い出があるということは若い頃よく聞いていたのだと思います。

8. 鏡 V.鐘の谷

この曲も大好きなのですが
覚えているラヴェルとは多少違うようです
当時誰の演奏を聴いていたのでしょうか？
気になるところですね。

9. ソナチネ I.モデレ
10. ソナチネ II.メヌエット
11. ソナチネ III.アニメ

ソナチネも名曲ですから随分聞いたんだろうと思いますがフランソワの演奏ではないと思います
ラベルのどの曲ももっと火傷がしそうなくらい熱い演奏だったと思いますがそんな録音に今後出会えるでしょうか？

12. 組曲≪マ・メール・ロワ≫(4手のための) I.眠りの森の美女のパヴァーヌ
13. 組曲≪マ・メール・ロワ≫(4手のための) II.一寸法師
14. 組曲≪マ・メール・ロワ≫(4手のための) III.パゴダの女王レドロネット
15. 組曲≪マ・メール・ロワ≫(4手のための) IV.美女と野獣の対話
16. 組曲≪マ・メール・ロワ≫(4手のための) V.妖精の園

ラヴェルっていい曲書きますね


17. ハイドンの名によるメヌエット



ラヴェルの録音で一方では凍えそうなくらい青く
一方では火傷しそうなくらい熱い演奏をしている人って誰でしょうか？
誰か知りませんか？
昔すり込まれたラヴェルの演奏とは一体誰の演奏だったのでしょうか？

このサンソン・フランソワのラヴェルの演奏は
曲自体が素敵だという理由もありでお勧めですね

Kakishima