
CD4
ショパン:
1.4つのスケルツォ
2.24の前奏曲 作品28
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、
1955年9月14-15、26-27、29日(スケルツォ)、
サル・ワグラム、1959年2月3-4、6、10-11日(前奏曲)
サンソン・フランソワ
Disc7
1. ショパン:24の前奏曲 Op.28
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
録音:1974年 ミュンヘン、ヘルクレスザール
サンソン・フランソワとポリーニを比べるのは
ヘップバーンとモンローを比較するのと似てるかもしれない
両方とも大変魅力的なのは間違いない。
フランソワを聴いてると24曲の全体像は見えにくくはなるものの一曲一曲の特徴がハッキリしてる!メロディーと伴奏部分がポリーニよりハッキリしてる。
ポリーニーは曲全体が細かいところまでハッキリ聞こえてくるしバランスが良いと言えるのでローラと例えても間違いない。
デジタルで細かいところまでハッキリ見えてしまうポリーニの演奏と必要なところが必要以上に強調されてるように聞こえるフランソワの演奏は受け身で聞いていても楽に楽しめる。
そんな点サンソン・フランソワのメロと伴奏はハッキリ役割分担してるのとポリーニより音色が多いので女体のでっぱりがわかりやすくモンローのごとく魅力的に感じるのである。
サンソン・フランソワが奇抜な解釈してると言えるかどうか
えっと?
感じたのはコンチェルト1番だけですが
その演奏はのだめがヨーロッパデビューした時の演奏と同じだと思います。
柿島秀吉