
CD15
ラヴェル:
1.ピアノ協奏曲ト長調
2.左手のピアノのための協奏曲
パリ音楽院管弦楽団、アンドレ・クリュイ)タンス指揮
3.クープランの墓(ピアノのための組曲)(全6曲)
4.夜のガスパール(全3曲)
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1957年1月28-31日、4月16日、10月10日、1958年2月25日(クープランの墓)、1957年2月1日、3月12日、4月16-17日、1958年2月25日(ガスパール)、
サル・ワグラム、1959年7月1-3日(協奏曲
ラベルのピアノ協奏曲はのだめで知ったというくらい馴染みのない曲でしたがこのサンソン・フランソワの演奏はわたしの中では評価の低かったラベルのコンチェルトが素晴らしい曲だとしらしめてくれる演奏でした、続けて鳴ってる左手のための協奏曲も素晴らしい!
どんな名曲も弾き手がつまらないと印象に残らないものですがフランソワのラベルコンチェルトは素晴らしい!
サンソン・フランソワの評価はこれまでわたしの中で低すぎたのかもしれない、ショパンを自由自在に料理する天才肌のピアニストだと?
もしかするとサンソン・フランソワの音色の多さと伝わってくる感情のふくよかさなどはウラディミール・ホロヴィッツを超えていると言っても間違いではないかも。
フランソワにはウラディミール・ホロヴィッツのような神がかった演奏はまだ見当たりませんがフランソワはもっと評価されるべき天才ピアニストだと思います!
柿島 秀吉