Disc14
『アルトゥール・ルービンシュタイン/ショパンを弾く』
ショパン:
1. ピアノ協奏曲第2番
2. バラード第1番ト短調 Op.23
3. スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
4. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、他
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団(1)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮:1)
録音時期:1961年5月16日(1)、1959年10月6日(2-4)
録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(1)、ロンドン・ブロードキャスティングハウス・コンサートホール(2-4)
録音方式:モノラル(ライヴ)
1887年生まれポーランド
74歳の録音ですが2番の協奏曲をこれほど生き生き演奏してるのは驚き、この曲だと名演はたくさんあるだろうがライブ演奏でモノラルであろうが何度でも聴き続けられる名演であります。
久しぶりに心引きつけられる演奏でした!
比較してみた演奏
【DISC106】 (RCA Victor LSC-3055)
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21(1968年)
・ショパン:ポーランド民謡による幻想曲 イ長調作品13(1968年)
ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
録音もいいしオケも綺麗に仕上がっていますがこれらの演奏を何と言えばいいのかもしかしてバックハウス的解釈というのかテンポの枠の中で歌い切る方法であって上の録音の方が胸に突き刺さる演奏と感じます。
同じ録音の曲ですが単品で売ってるこのジャケットの方が録音が良いと感じられます。BOXで売ってるやつでもジャケットが発売当時と同じなら同程度の録音だと期待しても良いかと思いますがジャケットがいい加減なやつは録音自体怪しい気がします。
中古ですが良いと思ったCDは単品で買うのをお勧めします。
柿島 秀吉
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