秋薫る立山
9月26日(月)晴れ。晴れてヨカッタ今日の立山行き。過去3回の立山行は予期せぬ雪、大雨、霧がビッシリと散々でしたが今回4度目の正直、果たして今日はと東の方を眺めると立山連峰の方向は雲がかかって晴れとは言えない。がくッ!
昨夜は遅かったので今日はゆっくり10時出発。有り難いようなそうでないような。山は朝、それも早朝出発が鉄則ですが、これは一般ツアーだからまあ仕方がない。途中道の駅に寄り「ココ日本で一番高い5万4千円もするんよ」とツアコンさんがのたまう「立山有料道路」を走り始め美女平を過ぎる頃からモクモクと霧が出始め雲の中へ。
途中弥陀ヶ原までは雲がかかる
間もなくバスの窓越しに「剣岳」の雄姿に見参!
弥陀ヶ原を過ぎても遠くは見えない。「今度もか立山よ」と半ば諦めかけていたら、ツアコンさんの素っ頓狂な叫び声が「チョット皆さん向こう見て、観て、あれ山と違いますか?」慌てて目を凝らすと雲が段々薄くなり山影が見え始めました。ラッキー!
室堂周辺①
室堂周辺②
室堂周辺③
室堂周辺④
室堂ターミナルに着いた頃は日も射し始め、温度は8度くらいと聞いていたのにジリジリ肌に刺す様に日射しが強い。「今の内よッ」とツアコンさんにせかされてヨタヨタと(ほぼ全員高齢者集団)3F屋上の展望台へ息も切れ切れに辿り着くと、ジャーン正面には立山連峰がドッシリと雄姿を見せてくれ、その背後には少しだが「剣岳」も。いやもう嬉しかった。
「2時間半は自由行動ですよ」とのツアコンさんの叫び声を後に出発!でも少し歩いただけでもう息切れ。ココは標高2,450mの室堂でした。2時間半で果たして良い写真撮れるかなと数分歩くともう「みくりが池」。立山をバックに澄明な池をパチリ。
ホンのチョッピリ雪渓のかけらが残る「みくりが池」
みくりが池と立山三山の雄姿
そこからは池を見下ろしながら不規則な石段(コレ苦手)をおそるおそる上り下りして景色を見たり写真撮ったりもう大、大、大の満足。足痛も出ずに歩けて感謝。途中2回目と言う同行のお一人と一緒になり、安心して歩を勧められて「みくりが池温泉小屋」へ到着。更に「地獄谷展望台」、「山崎カール展望所」と歩を進めて約1時間経由。
山崎カールと立山三山
一面の草紅葉、背後は別山の向こうに剣岳
剣岳に雲がまとわりついて
立山地獄谷①
立山地獄谷②
立山地獄谷③
同行さんは「鳥」の写真を撮るのが目的。で帰路は「山派」のジジは別れて一人でゆっくり帰る事に。2時間半きっちりで室堂へ帰着。時間が惜しいので昼食はカットし、途中の道の駅でパンで済ます。
5時半には団体列車の待つ金沢へ着き、出発時間6時56分まで又自由行動。北陸新幹線の終着駅金沢駅は素晴らしい駅に変身。2016年世界のステキな駅で第7位になったのもうなずけます。正面の「鼓」をイメージした門のモニュメントを見て、もう弁当は食べたくないので、「金沢ラーメンと餃子」のセットを食べ満足。この日総歩数12800歩。
金沢駅構内から
「鼓」をイメージした正面の門
今6時5分です。
石川県の名店100が軒を並べる構内の売店でささやかにお土産もゲット。帰路は列車も一人で2席となりゆったりと熟睡。帰ったのは11時過ぎでしたが心地よい疲労でシャワーを浴びただけでグッスリと幸せな気持ちで眠れました。でも高山はこれで打ち止め。