旅と宝塚と写真好きジジ

現在、過去、未来の旅日記、花や風景写真、宝塚、相撲、ポケモン、ハリポタゲーム等について投稿しています。

NHKBSプレミアム放映 「鳴門秘帖」元宝塚宙組野々すみ花出演

2018-04-29 14:30:07 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

鳴門秘帖』(なるとひちょう/なるとひじょう)は、1926年8月11日から翌年10月14日まで、「大阪毎日新聞」に連載された吉川英治長編小説である。謎に囲まれた阿波(徳島)に潜入しようとする青年隠密と、それを阻もうとする阿波藩士の戦いに、青年隠密を恋い慕う女性の恋情を組み入れたものである。大衆文学を開拓した作品で、伝奇小説黎明期の傑作である。

あらすじ 江戸時代中期、公家竹屋三位卿たちによる幕府打倒の陰謀が発覚した(宝暦事件)。幕府は、黒幕を阿波の徳島藩主たる蜂須賀重喜とにらみ、甲賀隠密世阿弥を潜伏させる。しかしそれから10年、阿波は鎖国し、世阿弥は行方が知れず、その仲間の中には真実を知るために阿波潜入を試みる者たちがいた。

虚無僧姿に身を包む隠密法月弦之丞(のりづき げんのじょう)もその一人である。世阿弥の娘であるお千絵は弦之丞に想いを寄せるが、弦之丞は隠密である関係上、その願いはかなわない。

見返りお綱はスリによって、意図せず俵一八郎の阿波潜入の計画を挫いてしまう。彼の意思を継いだ法月弦之丞だが、その行く手を阿波藩士らが阻もうとする。天堂一角、お十夜孫兵衛、旅川周馬らは、弦之丞を亡き者としようとし、江戸からつけ狙う。反省し、スリをやめた見返りお綱は、目明かしの万吉と共に江戸から法月弦之丞を追うが…

登場人物

   法月弦之丞 - 主人公 山本耕史

  • 甲賀世阿弥 - 隠密組宗家。阿波に捕らわれている。中村嘉葎雄
  • 見返りお綱 - 江戸のスリ。野々すみ花
  • お千絵 - 世阿弥の娘。弦之丞に想いを寄せる。早見あかり
  • 蜂須賀重喜 - 黒幕とされる徳島藩第10代藩主。
  • 天堂一角 - 阿波の原士[1][2] 渡辺 大
  • お十夜孫兵衛 - 辻斬り。元阿波川島の原士。ソボロ助広の大刀を使う。常に、風呂に入る時も、お十夜頭巾をかぶっている。袴田吉彦
  • 旅川周馬 - お十夜孫兵衛、天堂一角と共に法月弦之丞をねらう。お千絵に横恋慕しており、江戸の屋敷に監禁する。総髪でニキビ顔。武田真治
  • 俵 一八郎 - 天満組同心。宝暦の変の黒幕が蜂須賀家ではないかと進言し、阿波の内情を探っている。鳩使い。
  • 常木鴻山 - 元天満与力。俵一八郎の上役。宝暦の変の黒幕が蜂須賀家ではないかと進言し、阿波の内情を探っている。
  • 万吉 - 目明し。鴻山や俵の部下。十手持ち。
  • 平賀源内 - 作品では讃岐出身の医師として活躍する。
  • 竹屋三位卿有村 - 徳島藩に居候している公家。行動的で頭も回り、武芸も得意である。宝暦事件の首謀者であった。
  • 三輪と乙吉 - 角兵衛獅子の姉弟。

連読10回毎週金曜日に放映される。上記までは公式HPやウイキペディアを参照した。ジジの幼少時はラジオしか娯楽のなかった時代で、「鳴門秘帖」をドラマか朗読で聴いたことがあり、その筋書きや語り、音楽が何ともオドロオドロしくって放送を心待ちにして聞いた微かな記憶があります。その後は映画やドラマが何回となく制作されたようである。

今回元宝塚の宙組トップ娘役だった「野々すみ花」さんが女すり「見返りお綱」に扮し出演しているのでその興味もありました。野々さんは確か花組から組替えで宙組に移動し、大空祐飛さんとコンビで「誰が為に鐘が鳴る」や「カサブランカ」、「ヴァレンチノ」等に出演、可愛いくてキビキビした動きの中にも情感あふれる好演技を見せ大空さんと同時退団された。

退団後はミュージカルの舞台等で活躍されていたらしいがジジは一度も見たことがない。見たのはTV「世界ふしぎ発見」のミステリーハンターで出演したものだけ。こんな番組にも出るんだと思ったが意外によくやっていたとおもった。今回は時代劇でそれも少々婀娜(あだ)っぽいスリ役。姿形もそれなりにハマり立ち回りやスリの場面も流石動きもお上手で、これからの劇展開でどう演じるのかタノシミ。主演の法月弦之亟は山本耕史さんだが見た目適役。ただもう少し鋭さが欲しいけど、お顔がふっくらとし過ぎなのかな。 興味を持たれたら是非ご覧を…

見返りお綱 野々すみ花さん

法月弦之亟  山本耕史さん

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富山県東部への旅(含む金沢)20180408⁻10

2018-04-28 09:24:55 | 国内旅行+日帰り

10日はナント皮肉にも快晴。しかし晴れると逆光でとうとう最後まで立山連峰をハッキリと見る事は叶いませんでした。近くの富山城址まで歩き、外堀と言うか神通川に通じる松川のお濠を遊覧船で観光するだけ。もう葉桜なので船待つ人も殆どいない。と言っても30分ほどを往復するだけで@¥1800.ウーン個人なら果たして乗るかな?

昼食のために金沢へ移動。加賀の郷土料理なる簡単昼食を頂くが、ジジには質量ともグー。特に白味噌仕立ての汁物は抜群に美味しかった。最後はひがし茶屋街を自由行動。一気に気温が上がり汗ばむくらい。ココも葉桜でしたが流石観光客は多い。でも一筋裏へ入れば静かでした。 

今回2泊3日ですが、金沢へ行かなければ1泊2日で十分な行程でした。ただ集合時間が遅めで帰着時間が早め。ホテルでもゆっくりできたのはジジ的には素敵でした。

8日夕方 ホテルから立山連峰の一部が見えた ビルが建てば見えなくなるかも?

10日早朝晴れると朝は逆光気味で残念 中央が剣岳?

富山城址の一角

富山城址のお堀 松川遊覧

松川遊覧 この川は神通川に通じるとか

川沿いに建つモダンな富山市役所

金沢での昼食 コレ加賀の郷土料理ですって

金沢 浅野川河畔 主計町茶屋街

河畔を走る観光人力車

橋のたもとに残る枝垂れ

今や観光スポット 金沢ひがし茶屋街 遠くに一本だけ咲き残るサクラが

賑わうひがし茶屋街の一角

懐華楼

 

一筋裏は静かです。

 

 

 

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富山県東部への旅。(20180408⁻10)②

2018-04-25 09:58:02 | 国内旅行+日帰り

9日ホテルの部屋が11階だったので朝日に輝く立山連峰が見えるのを期待しサッとカーテンを開けたら小雨模様。最初の訪問地 慶応4年建築、国登録有形文化財「越中一の豪農 内田邸」に着いた時もまだ小雨。邸内では前撮りのカップルが撮影中でした。サクラは殆ど散っていましたが、枝垂れ桜は咲き残ってくれていてとても綺麗でした。 

当時使われていた農具や家具が展示されている邸内は良く維持されていて、集会所や寺子屋として使われた玄関わきの広間の説明を受ける。雨は漸く止んで昼食場所の「新湊・きっときと市場」に移動。海鮮料理の昼食でした。午後は銅の街高岡市へ。まず日本三大仏の一つと言われる高岡大仏へ。参拝者と目線が合うような造りだとか。 

次いで高岡の開祖「前田利長公」が築いた高岡城の跡地「高岡古城公園」へ。サクラは殆どが葉桜状態でしたが場所によっては咲き残りも見られ、紅葉の若葉が緑の芽を出していてそのコントラストがキレイでした。最後は富山の名刹、国宝「瑞龍寺」へ。対面して800m程離れた場所に前田利長公の墓所があり瑞龍寺は利長公の菩提寺でもある。 

この日の夕食は「旬の白エビ」料理。と言っても小指の先ほどにも満たない可愛いい小エビ。それが親指ほどの小籠に盛り付けられていてまあ何というか、頂いたような何処へ入った判らぬような。お味も判りませんでした。何でも繊細な為手先を冷やして皮をむくのだとか。ありがたや。ジジは洋食のコースかトンカツでも食べたかったが…

ご多分に漏れずお買い物は富山の薬漢方薬。ジジは前年9月に来たのでパス。

富山の全県図。ご参考までに

越中一の豪農内山邸 正門。

庭園の一部

前撮り中のカップル

枝垂れ桜は咲き残っていました。

可愛いい民芸品がお出迎え

農家らしいデカイ台所

使われていた用具

きっときと市場内 海鮮の昼食でした

晴れていれば富山湾越しにこんな風景が見えます

日本三大仏の一つと言われる高岡大仏様

イケメンさんで参拝者と目線が合うとか。

高岡古城公園

ソメイヨシノは殆ど葉桜状態でした

でも山桜とモミジの新芽が同時に見られました。

国宝 瑞龍寺の全景図

仏殿全景

近くで見る国宝仏殿

左手に禅堂

右手には大庫裏

アップすれば意外に可愛いいお顔の仁王様

高岡の開祖 前田利長公の墓所(写真)

 

 

 

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富山東部への旅(20180408⁻10)

2018-04-23 09:18:15 | 国内旅行+日帰り

一度に「雪山(北アルプス北部の白馬・朝日岳)、チューリップ、菜の花、桜並木」が見られる春の四重奏と言うパンフレットの画像に魅せられて行って来ました富山県朝日町他への旅。生憎前日に寒冷前線が通過し全国的に荒れ模様で桜は半分諦めて行きました。8日朝、サムーイ!一度に10度以下まで下がる予想に冬支度と春先支度のダブルで荷物がチト増えた。

8日集合が9,30分と遅めでも吹きっさらしの大阪駅コンコースはサムーイ。お馴染みサンダーバードで金沢目指して出発するも途中降ったり止んだりの上風も強そう。金沢からは観光バスで一路富山県朝日町へ。皆さんこの名前ご存知?ジジも知りませんでした。新潟県との県境近くで海沿いの小さい街。こんな所からホンマに白馬岳見えるんかいなと疑いつつ到着。

到着する前にヤット雨はやみ薄日が射し始めた。ラッキー。でも吹き飛ばされそうな強風に目をすぼめてはるか彼方を見れば桜並木は未だ5分ほどは残り健在。雪山も白馬は見えないが背山はハッキリ見えた。今年は桜が早くて菜の花はまだ。早咲きのチューリップは咲いていて何とか「春の四重奏ならぬ三重奏」を見ることが出来ました。

舟川沿いの堤に植えられた桜並木の傍に来ると両岸の桜は8割ほど残っておりヤヤ満足。お天気の所為か人出も少なくて足元はびちゃびちゃでしたがのーんびりと桜を眺めることが出来ました。写真も何とか撮れたのでご覧あれ。このツアー、お一人様ツアーでは珍しいメジャーのシティホテルに2連泊するせいか21名も参加がありました。

少し残念だったのが折角のホテル2連泊なのに夕食は和食続きでした。旬のホタルイカや白エビをあしらった和会席は悪くはないがコースの洋食も試したかった。朝食はバイキング、色とりどりでグー。それよりリーマン風やエライサン風、観光客や学生風などが入り乱れる風景を見るのも楽しかった。今話題の喧しいインバウンド客風は少しだけでこれもグー。

人影もまばらでのーんびり出来る舟川堤

もう葉桜近いのもある。

歩くのイヤならカワイイバスのサービスもあるよ

次第に晴れて雪山も遠くまで見えた。

舟川両岸の桜は健在でした。

全部見えればこんな風景が見られます

チューリプの一部は満開

菜の花が無いのが残念でした。でも三重奏が見えて目の保養には十分でした。

 

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大阪松竹座 スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース観劇記

2018-04-22 10:45:09 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

久し振りに異世界と化したトンボ理界隈を見たその後に見たスーパー歌舞伎「ワンピースⅡ」、Ⅰは2年程前に公演され30万人以上を動員するヒット作になったモノを、更に進化させて舞台はキンキンキラキラ、トンボリの色彩に負けるどころか、ド派手さでは勝ってました。 

作品は公式HPによれば「シャボンディ諸島での海軍との戦いの中で、麦わらの一味はバラバラに吹き飛ばされてしまう。吹き飛ばされたルフィは辿りついた島で兄エースの公開処刑の知らせを耳にする。ルフィはエースを助けるために脱獄不可能の海底監獄インペルダウンへ向かうことを誓うのだった。海底監獄への侵入に成功したルフィは、そこでボン・クレーに再会する。エース救出のために共に戦う二人であったが、監獄署長のマゼランによってルフィは絶体絶命の状態に…!さらに、エースはすでに海軍本部へ移送されてしまった後であった!エースを助けようとする白ひげ海賊団、ルフィが海軍本部に集結し、いよいよエースを巡って海賊たちと海軍の頂上戦争が今始まる――!」 

この筋書きだけで判る人は超天才?最近宝塚でもよく漫画のミュージカル化が行われますが、膨大な巻数の連読漫画をどんなに上手くダイジェスト化してもその荒筋さえもよくは判らず、ましてや歌舞伎の手法を取り入れた大活劇スペクタクルとなれば、ドタバタして駆けまわっている内に終わったと言うのが正直な感想です。 でも面白いのはよく判りましたし、役者さんは殆どが熱演で適役でした。

しかし乍ら基本の歌舞伎の型は各所にきちんと見せるように作られていて、連ね台詞、ケレン芝居、トンボと派手な立ち回り、本水使用、セリや回り舞台の多用、極めつけは「宙乗り場面」。加えて宝塚や紅白まがいの衣装や装置でヴィジュアル的に見せる場面も多い。あれよあれよの3部作が3時間余に亘って展開。見終わって頭がクラクラは大袈裟ですが、外のトンボリ風景に負けない強烈な舞台でした。 

今迄主役のルフィを演じてきた市川猿之助さんが去年負傷されたので今回は若手の尾上右近さんとWキャスト。ジジはD公演を観たので右近さんが主役。まるでアスリートの様に舞台を縦横に駆け回り熱演、怪演の舞台でした。それでも歌舞伎の基本の型はきちんとん踏襲されて見せ場もたっぷりで力演の甲斐があったと思います。 

客席もそれに応え歌舞伎独特の掛け声に加え、拍手が何回も鳴り響き、挙句は宝塚も顔負けの客席降りやタンバリンを鳴らしつつ応酬する場面などココも異世界の様相。最後のフィナーレ風場面でオヤと思ったのは1場面しか出ないでも座長の猿之助さんがセンターは判るが、W主演の右近さんは中央からやや左寄りの3番目位であまり目立たない位置に。ああ歌舞伎って家柄や年功がモノ言うんだなと改めて思いました。宝塚なら主役はあくまでセンターです。 

考えてみると日本っておかしな国ですね。男性ばかりの歌舞伎界に女性ばかりの宝塚。ただ漫画が原作の今回の出しものの性格上、衣装が洋風又は異世界風のモノが多く、それを金髪やカラーかつらで足を出した男性が女役を演ずるのはチョット違和感がありましたね。特にダンス場面には無理がありジジ個人としてはNOでした。その点宝塚の男役は荒々しさでは勝てないが、清潔感と見た目の美しさでは勝っています。

 

大阪松竹座外観

松竹系の劇場は何処もロビーが狭く大混雑。

ポスターのマン画像が舞台ではどう変わるのか?

プロマイドの売り方が何だか雑。

開幕前 ルフィ君の漫画像が舞台中央でお出迎え

To be continued と英語で幕間のご挨拶が

幕間が二十分しかないのでジジは外でたこ焼き食べた。6個¥500は高いけど美味しかった。

定式引幕にも一工夫が。漫画のキャラクターが取り込まれています。

ビジュアル的にも様々な工夫がされてます。

出演者一同 これでどんな感じか判るでしょうか?

中央が尾上右近さんのルフィ君 前述のマン画像と比べて見て。

舞台ではなく写真だと女装はチトキツイかな?

舞台の最後に海賊船が登場!

 

 

 

 

 

 

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