今日は『苗字の日』です
1870年(明治3年)のこの日、戸籍整理のため、「平民苗字許可令」という太政官布告により平民も苗字を名乗ることが許されました
それまでは苗字を名乗るのは貴族と武士の特権でした
しかし、許可令が出されても読み書きが不得手の人が多く、また、当時国民は明治新政府を信用しておらず
苗字を付けたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか広まらなかったそうです
そこで、1875年(明治8年)2月13日、「平民も必ず姓を称し、不詳のものは新たにつけるように」と
苗字を名乗ることを義務づける「平民苗字必称義務令」という太政官布告が出されました
これに由来して2月13日は「苗字制定記念日」となっています
世の中には、これ何とお読みするのでしょう?という
珍しい苗字がありますよね
2016年ですが、リクルーティング スタジオ株式会社という会社が
「珍しい名字ランキングトップ30~名字由来net 10月セレクト~」を発表しましたので
一位から五位までを見て見ましょう
こちらはそのまま「す」と読みます
「酢」さんは現在の富山県である越中発祥とされる名字で
近年も富山県にいらっしゃるそうですが
人数にしたら10名ほどなのだそうです
こちらは「にゆき」と読みます
「煮雪」さんは北海道にみられる名字で
「酢」さんと同じく全国人数およそ10人という、希少な苗字です
わ~これは読めないですね
漢字クイズに出て来そうな苗字ですが
「いちまかせ」と読みます
「一番合戦」さんは「一番ケ瀬」を縁起を担いで漢字に転化させた説
後鳥羽上皇がこの地で賊に襲われ、一番合戦にあったと伝承されていることから、という説
また「一曲瀬(いちまがせ)」で「川の瀬の曲がったところ」の意味…などなど
様々な由来の説があるそうですよ
四位は「つむじ」
五位は「うたた」
と読みます
「街風」さんは、現千葉県南部である安房発祥ともいわれており
近年、千葉県安房郡などにみられるそうです
「転」さんは主に「神奈川」「宮崎」「山口」「京都」の順に多く分布しているそうですよ
漢字を、そのままでなく、ひとひねりした読み方にしているところが
日本ならではで素敵ですよね
「鳥」という字が入った苗字に憧れる我が家のオカメ達を応援してください