浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

全国市議会議長会役員会

2023-01-30 08:16:40 | 活動日記
先週は、表題の通り役員会があり、副会長として出席いたしました。
本来であれば金沢市で行われる予定でしたが、北陸地方の記録的寒波の予想で、会長市の横浜市で会議が行われ、翌日は横浜の視察となりました。
おかげさまで両日とも快晴に恵まれ、無事、来年度の引き継ぎに向けての確認も終え、今年度最後となる来月の役員総会に向けての準備も終えました。
それをもって、最終の全国市議長会役員の役割をほぼ終えることになります。
写真は、議長会会長の横浜市の清水会長と、横浜みなと博物館の視察で撮影したものです。
もう一枚は、かつて横浜の灯台であった横浜マリンタワーから、意外にも大きく富士山が見えましたので撮りました。







現金給付政策

2023-01-18 06:35:48 | 国際・政治
 昨日も少しバラマキといわれる政策について述べましたが、私の懸念は以下の通りです。

 「例えば、バラマキともいわれる個人給付の政策が、コロナへの対応として当たり前のような政策として行われるようになっています。こうした政策の是非については、極めて慎重な対応が必要だと思のです。確かに個人としての救済としてもらう方には歓迎の声が多いのでしょう。しかし、個人の際限のない欲求が現れる時、社会の秩序は維持されるのか。そして地方自治において過度な地域間競争にさらされるのではないか。いわゆるポピュリズム、大衆社会が社会秩序の崩壊につながるようなことにならないかが心配されます。麻薬のような効能を持つ政策ともいえるのであって、政治の理念を大きく逸脱する可能性もあると思います。みなさんはどのようにお考えでしょうか。
 やはり、國であろうと地方政治であろうと、政治の責任をしっかりと考えなければならないと思います。目先の政策だけにとらわれて、政治の持つ意味を理解しないことへの危惧が、今立ちはだかっているような気がしてなりません。
そういう意味では、3年間のコロナが、表面に現れない変革として、私たちの社会を変えてしまったのではないかという懸念を持っています。」

 以上、思いを少しまとめてみました。

「日本の自殺」佐伯啓思 文芸春秋

2023-01-17 07:05:27 | 社会・経済
国の政治であろうと地方政治であろうと、政治家のリーダーシップを考える時ではないかと思います。
表題の寄稿文は、今ある危機感と同時にじわじわと私たちの社会を蝕んでいく問題を提起しているような気がしてなりません。
文中の「(ローマ帝国の衰退)社会は砂粒のようなバラバラな個人の集まりとなって確かな秩序を持たなくなる。つまり、外的ではなく内からの崩壊によって衰退していく。」とあるように、大衆主義社会の進展を食い止めるのは政治しかないのです。
バラマキのような政策はそうしたバラバラな個人の集まりの社会を加速させることになりはしないか、ポストコロナの社会に警鐘を流すべきではないかと思います。

お正月の行事

2023-01-16 13:54:32 | 活動日記
お正月の恒例行事です。
①成人式 1月8日 地元の鏡島小学校で、20歳の集いとして100名の卒業生にお祝いとあいさつをしました。
②岐阜市消防出初式 1月9日 議長としてあいさつと消防車パレードの閲覧の写真です。同僚の杉山議員に撮影していただきました。
③浅野ゆうじ後援会の新年互礼会 1月15日 後援会の3年ぶりの新年互礼会です。新型コロナ感染対策を行い、140名支援者の皆さんとお祝いいたしました。










「日本人が知らないアジア人の本質」麻生川静男著

2023-01-06 07:15:23 | 社会・経済
昨今多様性が政策の中に取り入れられ、ワークダイバーシティが働き方改革の中で語られることが多くなりました。
ただ、直接結びつくことではないかもしれませんが、表題のような本を読むと、多様性の難しさを感じずにはいられません。
だからと言って否定するのではなく、こうした本質的な違いを念頭に、お互いの理解を前提に進んでいくしかないのかも。