浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

FM放送で語る

2013-11-19 08:24:22 | インポート

 岐阜のローカルFM放送、FMわっち(watch78.5Mhz)の番組、毎週月曜日に放送される『ぎふの未来』と題する番組で、パーソナリティの柳井妙子さんと語る形で、私なりの思いが放送されました。 1時間の収録で、30分の編集になり、思いを語れたかどうかは聞いていただいた方にお任せしなければなりませんが、それよりも私の放送向けでない声に少しばかり考えさせられました。柳井さんをはじめ声の言い方がうらやましい限りです。

 感想はさておき、市民の声を聞く政治(カットされていました)、地域経済のお金の循環と地産地消、地域の交通やまちづくりについて、語りましたが、私自身のプライベートな部分を強調した放送になってしまったかなという思いがあります。「浅野ゆうじ」という人間や私の中の基本的な考え方、現場からの多様な意見を聞きまた語る双方向の対話と自主性の尊重、それを尊重する地域核をもったまちづくり、そして人のつながり、社会のつながりを重要視することを語らなければと思っていました。客観的に聞いてもあまりできていなかったようです。

 放送前にこのブログで放送を告知しなけえばならなかったことも反省しています。

以上


one issue

2013-11-18 09:23:49 | 国際・政治

 「one issue」とは、一つの問題点、争点という意味です。郵政選挙以来、選挙の手法として、対立的な「one issue」の争点によって風を起こし、違いを明確にしながら選挙戦を行うことが多くなってきました。有権者にとっては違いが明確になり、限られた候補者の中からの選択という意味では、選択しやすく、候補者の論点も明確です。それが二項対立であれば、有権者も選択としては分かりやすくなるのは当然でしょうし、マスコミもそうした捉え方がある様な気がします。

 しかし、政治は実際の私たちの生活に密着したものであるという考えからすれば、単にone issueのみで全体の政治的方向性が決まってしまうことのリスクを考えなければなりません。特に、地方政治は、市民の皆さんに密着した政策が求められるだけに、候補者にとっても有権者にとっても責任の重さを感じないわけにはいきません。

 この一か月、300枚の名刺があっという間になくなりました。多くの方にご紹介していただき、個人や団体、企業の方たち、またミニ集会や懇談会で会話を持ち、意見交換し、多くのアイデアやお考えをいただき、本当に参考になっています。コミュニケーションとして双方向であるかとが重要です。できること、できないこと、共感することや思ってもいなかったご意見など、まさに政治の原点がここにあるのではないかと改めて思った次第です。そうしたご意見は多いとか少ないとかの多数決でかたずけられる問題ではなく、市民の皆さんの切実な思いでもあるわけです。大切にしなければなりません。

 今後も続けます。このブログを見ていただいている方もぜひご意見をいただければと存じます。

以上

 こうした活動をまだまだ続けるつもりです。