浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

公務 卒業式

2023-03-21 14:03:07 | 日記
議長として、岐阜女子短期大学、岐阜薬科大学、岐阜市立看護専門学校の卒業式にて、来賓のあいさつをさせていただきました。
卒業生の皆さんにとっては、大変な3年間だったと思いますが、この経験は決して無駄ではなく、むしろ大きく成長させてくれたという前向きにとらえ、前へ進んでいっていただきたいと思います。

「世界地図の中で考える」高坂正堯著 新潮選書

2023-03-20 07:07:42 | 日記
先の塩野七生さんの著書より興味があり表題の本を読みました。
帯で語られているように、まさに半世紀前に書かれたものとは思われないような私たちの目の前にある現実が直面している課題を的確にとらえているものでした。
確かに時代環境として、中国の台頭などが書かれていないなど変動要因にかけているところはありますが、文明的なとらえ方による各国の思想体系は変わらないということが示されているような気がします。
変わってきているものもありますが、根本的に底辺に流れるそれぞれの国の思想は変わらないとみるべきなのでしょう。それはいいとか悪いということではなく、これだけ情報があふれる社会であっても、念頭に置くべきことだということです。

令和5年初詣

2023-01-06 06:49:28 | 日記
20年前に初当選し、市議会議員になって以来、毎年大みそかの12時を過ぎると、地元の氏神様の初詣に出かけます。
地元の鏡島のそれぞれの地区の中心となる神社があり、それぞれの氏神様が祭られています。
白山、津島、日枝、神明、北野、大河戸の6社と、弘法様(乙津寺)があり、それぞれ宮総代が初もうでの客をお迎えします。
12時過ぎから回り始め、1時過ぎ、地域の人と話をすると2時近くになります。
こうした地域の氏神様を通したつながりも極めて重要かと思います。
ただ、ここ数年は、コロナの影響もあり、参拝客も少ないようで、少しさびしさを感じます。
写真は、私の地元になる津島神社の様子です。併設する秋葉さんも準備をします。
津島神社では、元旦の9時から、祭礼が始まります。私も宮総代の一人です。






岐阜市中期財政計画について

2022-03-27 07:38:12 | 日記
岐阜市の3月議会において示された「岐阜市中期財政計画」について議会質問しました。
前々から、財源を図り、公共施設等の老朽化に伴う歳出に対応する見通しが必要であるとの認識はあっても、なかなか具体化することがないという、中長期的な視点で質問してきたところです。
ここで、議会質問を引用し重要な点を述べてみたいと思います。具体的な課題は別として、趣旨を示せればと考えます。
「前からも、中長期的な財政見通しの中で行政経営マネジメントの必要性を訴えてきましたが、ようやく10年間の見通しといえども、こうした計画が財政規律という認識の下で作成されたことを大変うれしく思います。特に、中長期的な懸念となる公共施設等マネジメントにおける財政重要を、具体的な数値を伴って織り込まれていることに高く評価したいと思います。知る限りにおいて、他の市町でそうした見通しがなされていないと思います。こうした将来予測では、目先の収支にとらわれることなく、経済の持続と成長の目安となる「投資的経費をコントロールするガバナンス」も必要になってきます。・・・」
人口減少の中で、財源には限界があり、行政サービスの低下が心配されます。こうした議論が、今後地方議会において、具体的な課題として、中心的な議論になっていくのではないかと思っています。 以上

「いのちの政治学」中島岳志・若松英輔より

2022-01-06 09:09:40 | 日記
お正月に久々の時間があり表題の本を読みました。
数多くの感じさせられる文章
大平正芳元総理の政治を語っているところで、若松さんが言った言葉です。
「世の中というのは中庸でなければ継続できないものだと思います。政治でも民間でも、やたら「改革」が叫ばたりしますが、改革ばかり目指していくと、中庸の状態がなくなって根無し草になってしまう。改革を続けるというのは、実は組織をとても弱くしていくと思うんです。・・・」
やはり改革のリスクという側面を考えなければならないということでしょう。だからと言って変化を恐れるのではなく、変えるべきものをしっかりと見極めていかなければならないのではないかと思います。 以上