昨日の東京電力株主総会と民主党両議員総会の様子のニュースを見て、皆さんはどう思ったのでしょうか。意見を集約していく組織の在り方のようなものを感じずには居られませんでした。
こうした問題提起の過程においては様々な意見が噴出するということです。そうした意見をひとつに集約していくことの難しさは、多様な意見が尊重されなければいけない事と同時に、組織に所属する構成員の責任も明確にしなければならないとい言うことでしょう。それはトップの責任とともに所属する者の責任において、組織は構成されているからです。
株主配当がおこなわれないとか選挙で勝てないという論理は、組織が目的とする理念ではないのです。それは、個の責任が組織内においてなされるるべきで、社会的なものではありません。
ニュースは、そうした個々の意見を取り上げて放映されていますが、個々の責任においてという観点から取り上げたメディアはほとんど見かけません。確かに組織のリーダーの責任は大きいことは当然でしょうが、構成する組織員の責任はどうなっているのでしょうか。
批判は重要ですが、批判する側の責任、その視点で物事を考える必要もあるのでしょうか。批判や反対意見を否定するのではなく尊重することは大切だと思いますが、組織の目的においての責任を考える必要があるでしょう。
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