庭の真っ赤なバラが咲いた。
十個以上のつぼみをつけているが、いち早くてっぺんの一輪が咲いた。
このバラのルーツをたどると・・・
何年か前、「バラまつり」でもらってきた枝を、挿し木にして育てたものだ。
バラを管理している方が、剪定した枝を、挿し木に出来るように何本かカットしてくれた。
花が終り、捨てられる枝なので、その時点ではどんな花が咲くのかは知る由もない。
そのバラ園の何百種類、何千本のバラのなかの一枝から育ったことには間違いなし。
何本かが根付いたのだが、その後の育て方が悪くこれ一本だけが残った。
貴重な「深紅のばら」である。