幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

鳥取・岡山の名城を訪ねる旅

2021-10-23 | お城

新型コロナの感染も下火になってきた。

感染予防に十分留意したうえで、「鳥取城跡」と「津山城跡」をめぐる旅をしてきた。

二つの城跡を観るのが目的ではあるが、空いた時間をやりくりして観光スポットを周ることにした。

 

第一日目は山陰の特徴であろうか、空がどんよりとし小雨が落ちてきた。

「砂丘」の周辺で過ごす。

 

まずは「砂の美術館」で砂の芸術を楽しむ。

ここを訪れた人は多いと思うが、私は始めて観る

砂と水だけで固めた砂の塊を彫刻したもので、作品のテーマは毎年かわり一年ほど展示されるそうだ。

期間が終わると、この立派な作品は壊されてしまうのだという(なんと・・・!)。

今期は世界の砂像彫刻家が制作した、チェコとスロバキアを紹介した作品が展示されている。

写真はその一部。

 

 

砂の美術館で砂像の芸術鑑賞の後、美術館の裏手に出て丘を下ると砂丘に出ることができる。

第一印象は、砂丘の砂は白いとばっかり思っていたが茶色であった。

 

ここが「砂丘の入口」、昔はここはほぼ平らで、階段は無かったようだ。

また、風が強いと階段が砂で埋まってしまうことがあるという。

 

「馬の背」と言われる砂丘。

砂丘を登る人が蟻のようにみえ、手前には「オアシス」と呼ばれる池があり、丘の向こうには日本海が広がる。

 

わずかに見つけた「風紋」。

 

砂の上を少し歩いてから、ビジターセンターに寄ってみた。

写真や、ビデオ、サンプルなどで、砂丘について学ぶことができる。

帰り際に、スタッフが急いで準備して、「風紋」の出来る様子を実験装置で見せてくれた。

バス待ちのわずかな時間ではあったが、このスタッフの方に感謝する。