新型コロナの感染も下火になってきた。
感染予防に十分留意したうえで、「鳥取城跡」と「津山城跡」をめぐる旅をしてきた。
二つの城跡を観るのが目的ではあるが、空いた時間をやりくりして観光スポットを周ることにした。
第一日目は山陰の特徴であろうか、空がどんよりとし小雨が落ちてきた。
「砂丘」の周辺で過ごす。
まずは「砂の美術館」で砂の芸術を楽しむ。
ここを訪れた人は多いと思うが、私は始めて観る
砂と水だけで固めた砂の塊を彫刻したもので、作品のテーマは毎年かわり一年ほど展示されるそうだ。
期間が終わると、この立派な作品は壊されてしまうのだという(なんと・・・!)。
今期は世界の砂像彫刻家が制作した、チェコとスロバキアを紹介した作品が展示されている。
写真はその一部。
砂の美術館で砂像の芸術鑑賞の後、美術館の裏手に出て丘を下ると砂丘に出ることができる。
第一印象は、砂丘の砂は白いとばっかり思っていたが茶色であった。
ここが「砂丘の入口」、昔はここはほぼ平らで、階段は無かったようだ。
また、風が強いと階段が砂で埋まってしまうことがあるという。
「馬の背」と言われる砂丘。
砂丘を登る人が蟻のようにみえ、手前には「オアシス」と呼ばれる池があり、丘の向こうには日本海が広がる。
わずかに見つけた「風紋」。
砂の上を少し歩いてから、ビジターセンターに寄ってみた。
写真や、ビデオ、サンプルなどで、砂丘について学ぶことができる。
帰り際に、スタッフが急いで準備して、「風紋」の出来る様子を実験装置で見せてくれた。
バス待ちのわずかな時間ではあったが、このスタッフの方に感謝する。