大寒が過ぎ、二月の中旬までは寒い日が続く。
飲み会の相談では、「時期のうまいもので一杯やり、温まりたいね~」となる。
今ごろの御馳走「ブリ大根」を肴に「橙や」さんで一杯。
ブリは身がしまってあぶらがのって一番うまいといわれる時期になり、お相手の大根も冬には甘みが増しておいしくなる。
お酒は、呑み比べセットの美丈夫(高知)、九頭龍、いっちょうらい(福井)を選びチビチビと。
しっかりと味が浸みたブリ、大根とよく合うこと!
その他の肴も冬のものを出してもらう。
「白子の天ぷら」、これは塩でいただく。
カキフライはふっくらとした大ぶりの牡蠣をフライで。
ブリは、寒の時期に揚る「寒ブリ」が最もおいしく特別扱いされる。
また、白子の「鱈」のつくりには雪が使われていて、いわずもがな、鱈も冬のものであることを現わしている。
旬のものは、気持ちよく酔わせてくれた。