桜が八分咲きになると「満開」と言うらしい。
近くの桜に近寄って見ると、100%開ききってはいないものの満開と言ってよいだろう。
この時期を過ぎると、先に開いた花弁から散り始めるものが出てくる。
まさに今が見ごろである。
散歩の人たちは、桜は見上げても足もとには目をやることはない。
枯れ葉の中から「すみれ」が、「私も咲いていますよ!」と控えめにその姿を見せていたのに気が付いた。
毎年のことだが、桜が満開になると、必ずといってよいほど雨が降るような気がする。
夕方怪しい空模様になり、かすかに雨粒が顔にあたるのを感じた。
今日からライトアップが始まるのに、本降りにならなければいいのだが・・・。