幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

佐賀の旅へGO! その5(呼子のイカ)

2023-03-20 | 旅行

今回の佐賀県への旅行の終着点は「呼子」、そしてその目的は「おいしいイカを食うこと」。

 

お世話になった旅館は「旅館 よぶこ」。

名護屋浦と呼子浦という狭い海に挟まれ、向かい側は名護屋城をはじめ大名たちの陣屋があった岬である。

海に面した部屋、最上階の大浴場からの眺めが素晴らしく、気持ちを癒してくれる。

 

夕食の時間にはちょうど日没となり、部屋から見る夕焼けの景色には目を見張る。

運ばれてきたお料理に手を付けるのを忘れて、外の景色に見入ってしまう。

 

呼子に泊ったお目当ては「イカの活き作り」ではある。

実は、前日の宿泊地とした佐賀市でも「イカの活き作り」は食べたのであるが、それも呼子で獲れたイカであった。

やはり本場は「呼子」。

大きなお皿に剣先イカとコウイカが載って出てきた。

産地で食べるのであるから、これ以上のものはない。

 

食べ終わるころ、仲居さんがミミとゲソを取りに来てくれ、てんぷらにして揚げたてを運んでくれる。

熱いところを塩でいただく。

「イカはミミとゲソがうまいんだ」と聞いたことがあるが、それも納得!。

 

イカのほか、鯛、ヒラマサやサザエの刺身、タイのかぶと煮、五島うどんの汁物、ウニの炊き込みご飯にお吸い物。・・・・。

テーブルいっぱいに並んだ料理を平らげた後、デザートは土地で採れた夏ミカンのジュレ。

口がさっぱりとしておいしかった。

 

沈みゆく夕日を眺められる絶好のロケーション、イカをはじめ地元の素材を使ったおいしい料理、ともに素晴らしかった。

女将さんや従業員の方たちも親切で、もしチャンスがあれば、また泊まりたい旅館である。

 



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